夏を潤す生ビール! 暑い夏の夜、一
杯やりながら聴きたいビールソング5

梅雨明け間近。寝苦しい暑い夜も続く中、暑い夜のお供と言えば、やっぱりビール! “昭和最後のビール党”を自負し、お酒はビールさえあれば問題ナシ!と断言する僕には、たまらない季節がやって来ました。20歳未満の読者にはあまりオススメできませんが、ビールの美味さや素晴らしさを歌った“ビールソング”は、ビールのつまみにぴったり! 今回は僕同様、ビールを愛するミュージシャンたちによる、ビールソング5曲をセレクト。今日あった嫌なことや、明日の不安もビールで一気に流し込め! 内緒だけど、この原稿もビール呑みながら書いてます(笑)。

1.「ビール・オア・ダイ」(’15)/怒
髪天

仕事終わり、1杯目のビールを一気にいって。「プッハァ~~~!」となった時に頭に浮かぶのが、この曲の《この一杯のビールの為に生きていると思える程さ》の歌詞か、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』でミサトさんがビールを飲んで、「プッハァ~~~!」となった後に流れる♪チャ~チャラッチャッチャ、チャッチャッチャッチャのBGM(『NEON GENESIS EVANGELION』収録「MISATO」)。『酒唄傑作選 ~オヤジだョ!全員酒豪~』というアルバムを出すほど、“酒”をテーマにした曲が多い怒髪天。たくさん嫌なことがあって、「今日は呑むぞ!」と気合いの入った日には、「酒燃料爆進曲」もオススメ。あソレ! グッといけ!!

2.「ビールボーイ」(’00)/ケツメイ

ギラギラと太陽が射す真夏のビーチで、バドワイザーやコロナをグッといくときのBGMに欲しいのは、やっぱり湘南乃風やRIP SLYME、そしてケツメイシといったアーティストの夏ど真ん中チューン。俺も美少年でなくビールボーイ! 《乾杯から何杯足んない 飲まれても足りない》っつうくらいで、夏のビーチで呑むビールって汗で流れちゃうからいくら飲んでも酔わないんですよね。《たるみきった腹だから 荒れまくった肌・身体》と分かっちゃいるけど、きっと一生、ずっと一緒居たい! 病気になってもビール飲み続けてやる!!

3.「オジー自慢のオリオンビール」(’
03)/BEGIN

沖縄に行った時のオリオンビールが本っっ当に美味しくて! ビーチでこの曲聴きながら飲んだオリオンの生ビールの味を求めて、東京でオリオンビールを買って飲むんだけど、東京で呑むオリオンビールってやっぱり味が違うんだよね。食べ物もそうだけど、やっぱりビールも気候や風土に合った物がその土地で受け継がれているわけで。オリオンビールや泡盛、沖縄そばやゴーヤチャンプルは沖縄で食すのが一番! BEGINも東京で聴いても最高だけど、沖縄や石垣島で生で見たら100倍良いはず。体感したい!!

4.「Ki・mi・ni・mu・chu」(’15)/
EXILE

『サントリー・ザ・モルツ』のCMソングであり、今夏、呑みの席で一番歌われるであろう、EXILEの乾杯ソング。ビールもだが、EXILEと言えば“公式ドリンク”と言われているお酒がレモンサワー。EXILE結成前からHIROが大好きで、MAKIDAIやUSAを居酒屋で口説いて、EXILEの原点となるダンスチームを結成した夜など、節目節目で飲んできたドリンクがレモンサワーなのだそうだが。焼酎やリキュールを炭酸で割り、レモン果汁をしぼったこの飲み物は、他のドリンクと比べた時にカロリーや糖質も少なく、疲れや老化の原因となる活性酸素を削ぐ抗酸化作用を持つクエン酸を含むため肉体疲労にも効果的で、ミュージシャンやダンサーが打ち上げで呑むには最適!ということで、彼らの思い出の飲み物であることに加えて、実に理に適った飲み物なのでした。ま、曲には全然関係ないけど(笑)。

5.「you」(’98)/福山雅治

今回、ビールで5曲選ぼうと、ビールのCMソングについて調べていたところ。今の若い子たちの「ビールのCMソングといえば?」というイメージ調査の1位が福山雅治なのだそう。確かに2010年に『アサヒスーパードライ』のCMに起用されてから、CM用の書き下ろし楽曲やCMから生まれたヒット曲で“ビール=福山雅治”のイメージを付けてきた。その中でも代表曲と言える、CM発信の楽曲が「you」だろう。俺なんかはビールのCMソングと言えば福山雅治よりも、みんなで楽しくお酒を呑んでる時に♪飲もう~!と思わず口ずさみたくなる、森高千里の大名曲「気分爽快」や、♪ビールをまわせ、底まで飲もう!の歌詞に男気感じる、三好鉄生の「すごい男の唄」。たまらず愚痴を吐いた後に♪生ビールがあるじゃないか~!と口ずさみたくなる、細川たかしの「応援歌、いきます」 を思い出してしまうのだが、それはオッサンだからっつうことで仕方なし!

著者:フジジュン

OKMusic編集部

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