ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲

ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲

今年の『SUMMER SONIC』のマリンステ
ージで絶対聴きたい洋楽5曲!

8月19日、20日の2日間、東京と大阪の2都市で開催される『SUMMER SONIC』は、カテゴライズやジャンル分けといったナンセンスをすべて取り払ったオールジャンルミュージックの祭典として君臨する日本を代表する都市型音楽フェスティバルで、他の追随を許さぬ規模とクオリティーをキープしながら数々の伝説となる名場面を残してきました。今回はヘッドライナー2組を含む「今年の『SUMMER SONIC』のマリンステージで絶対聴きたい洋楽5曲!」をご紹介します。
「Boom Boom Pow」/The Black Eyed Peas
「Good Times」収録アルバム『Last Young Renegade』/ALL TIME LOW
「Amnesia」/5 Seconds of Summer
「Summer」収録アルバム『Motion』/Calvin Harris
「Everlong」/Foo Fighters

1. 「Boom Boom Pow」(’09)/The B
lack Eyed Peas

「Boom Boom Pow」/The Black Eyed Peas

「Boom Boom Pow」/The Black Eyed Peas

ヘッドライナーを飾った2007年以来、10年振りの出演となるブラック・アイド・ピーズ。2011年からの活動休止を経て、結成20周年を迎えた2015年に再結成したが、活動再開後の活動にファーギーの姿はなく、ファンをヤキモキさせてきていたが、先月、ウィル・アイ・アム(will.i.am)が『Ahlan!』誌の取材に対し、「彼女の代わりはいないけれど、今後も女性アーティストとは活動していく」という発言したことにより、ファーギーが脱退したことが遂に明らかになった。2009年発表の5作目のアルバム『The E.N.D.』ではエレクトロ時代に乗ったエレクトロなサウンドとビジュアルを取り入れ、シングルカットした「Boom Boom Pow」はBEP史上初となるビルボードチャート1位を記録。出演は1日目、18:10から。

2. 「Good Times」(’17)/ALL TIME
LOW

「Good Times」収録アルバム『Last Young Renegade』/ALL TIME LOW

「Good Times」収録アルバム『Last Young Renegade』/ALL TIME LOW

2003年、メンバーが高校生時代に結成されたアメリカのメリーランド州出身のパンクバンド、オール・タイム・ロー。『SUMMER SONIC』には2年振りの出演となるが昨年も来日している通り、日本でも頻繁にライヴを観せてくれるバンドのひとつだ。「Good Times」は先月リリースされたアルバム『Last Young Renegade』に収録されている楽曲で、キャッチーなメロディーで歌われる青春の1ページをオープンエアのマリンステージで聴くことができたら暑さも汗も一気に吹き飛んで爽快な気分になれるだろう。「忘れたくない」と思えるような良かった時代を共に過ごした仲間と聴いて昔話に盛り上がるのもよし、ひとりでしんみり想い出に浸るもよしな一曲。出演は1日目、14:15から。

3. 「Amnesia」(’14)/5 Seconds o
f Summer

「Amnesia」/5 Seconds of Summer

「Amnesia」/5 Seconds of Summer

オーストラリア出身の4人組ロックバンド、ファイヴ・ソス(5SOS)ことファイヴ・セカンズ・オブ・サマー。2011年にシドニーで結成され、2013年にワン・ダイレクションのオープニングアクトとしてツアーに参加し、翌年、バンド名をタイトルとしたデビューアルバム『5 Seconds of Summer』で華々しいデビューを飾った。「Amnesia」はそのアルバムから3枚目にシングルカットされた楽曲で、そのメロディーメーカーはあのグッド・シャーロットのマッデン兄弟である。また、影響を受けたアーティストとして前述のオール・タイム・ローも名を連ねている通り、パンクよりのロックバンドとも表現される。出演は1日目、16:50から。

4. 「Summer」(’14)/Calvin Harri
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「Summer」収録アルバム『Motion』/Calvin Harris

「Summer」収録アルバム『Motion』/Calvin Harris

今年のヘッドライナーであるカルヴィン・ハリスのアルバム4枚目『Motion』に収録されているのが「Summer」。UKシングルチャートの1位を記録、アメリカでも100万枚以上を売り上げ、このミュージックビデオは2015年のブリット・アワードにてブリティッシュ・アーティスト・ビデオ・オブ・ザ・イヤーにノミネートされている。カルヴィン・ハリスはスコットランド出身の世界のトップDJであり、過去にはカイリー・ミノーグやリアーナ、ニーヨ、ケシャなどのミュージシャンの楽曲プロデュースを手がけたこともあることで知られている。真夏の恋を歌ったこの楽曲を聴くことはできるのだろうか? 出演は1日目、19:40から。

5. 「Everlong」(’97)/Foo Fighte
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「Everlong」/Foo Fighters

「Everlong」/Foo Fighters

初出演にしてヘッドライナーを飾るのは、アメリカの誇るロックバンド、フー・ファイターズ。彼らの2枚目のシングル作品として世に放たれたのがこの名曲「Everlong」だ。このミュージックビデオは、1988年のMTVビデオ・ミュージック・アウォードにて、ベスト・ロック・ビデオにノミネートされた。今回、どの曲をピックアップしようか悩んだが、真夏のスタジアムで数万人が大合唱するのにこの曲はどうしたって外せないだろう。今年は2年前にデイヴの骨折のせいでキャンセルしたイギリスの『Glastonbury Festival』にリベンジ出演をして話題になった彼らが、日本ではどんなステージを魅せてくれるのかに期待が集まる。出演は2日目、19:30から。

TEXT:早乙女‘dorami’ゆうこ

OKMusic編集部

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