ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲

ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲

『EDC JAPAN 2018』で
絶対聴きたい!
世界トップクラスのEDM5曲

世界3大EDMフェスティバルのひとつ、『EDC』(Electric Daisy Carnival(エレクトリック・デイジー・カーニバル)の日本公演が、いよいよ今週末5月12日(土)&13日(日)に千葉・ZOZOマリンスタジアム&幕張海浜公園EDC特設会場にて開催されます。年間動員数100万人以上を誇る、究極の光と音のカーニバルと称されるこのフェスは2017年に日本へ初上陸して今年で2回目。その開催に併せて、今回は「『EDC JAPAN 2018』で絶対聴きたい! 世界トップクラスのEDM5曲」をご紹介します。
シングル「Animals」(’13)/Martin Garrix
配信シングル「The House of House」(’18)/Dimitri Vegas & Like Mike, Vini Vici & Cherry Moon Trax
シングル「On My Mind」(’15)/Don Diablo
「Hello」収録アルバム『We Are All We Need』(’15)/Above & Beyond
シングル「Freak」(’14)/Steve Aoki, Diplo, & Deorro (ft. Steve Bays)

「Animals」(’13)/Martin Garrix

シングル「Animals」(’13)/Martin Garrix

シングル「Animals」(’13)/Martin Garrix

若干20歳でありながら世界のDJランキング『DJ MAG』の「TOP 100 DJs」にて堂々の1位を獲得し、一気にスターダムへと駆け上がったEDM界の若き王者マーティン・ギャリックス。同ランキングでは2013年に40位で初のランクインをすると、2015年には4位、2016年には3位と、ティーンエイジャーでありながら世界のトップDJと呼ばれるようになった。「Animals」はマーティン・ギャリックスの代表曲で、イギリスやベルギーでは最高ランク1位、アイルランドでは最高ランク3位になるなど10か国以上の国の音楽チャートにベストテン入りした作品だ。小学校2年生の時にアテネ五輪でプレイしたティエストの姿に憧れてDJになった彼は、2018年の平壌五輪の閉会式でプレイする栄誉を得た。

「The House of House」(’18)
/Dimitri Vegas & Like Mike,
Vini Vici & Cherry Moon Trax

配信シングル「The House of House」(’18)/Dimitri Vegas & Like Mike, Vini Vici & Cherry Moon Trax

配信シングル「The House of House」(’18)/Dimitri Vegas & Like Mike, Vini Vici & Cherry Moon Trax

世界のDJランキングで2年連続2位に君臨するベルギー発の兄弟DJ、ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイク、イスラエルが生んだサイケデリックトランスの2人組、ビニ・ビチ、そしてベルギーのプロジェクト、チェリームーン・トラックスという3組がコラボしたのが「The House of House」。この楽曲は今年の春に発表され、MVもフェス仕様である上に3組中の2組が出演する『EDC JAPAN』であることから、ぜひ日本でも披露してほしいと願うのは当然の流れというもの。しかしながら、ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイクは1日目、ビニ・ビチは2日目と、別日に出演することが発表されているのが気になるものの、ショーでのコラボにもやっぱり期待は高まるばかり!

「On My Mind」(’15)/Don Diablo

シングル「On My Mind」(’15)/Don Diablo

シングル「On My Mind」(’15)/Don Diablo

フューチャーハウス・シーンを代表するオランダ出身のプロデューサー/DJ、ドン・ディアブロ。本名はDon Pepijn Schipperだが、インパクトのある名前にしようと、スペイン語で“悪魔”という意味の名前にした。2017年大晦日には東京・新木場ageHaの15周年カウントダウンパーティーに出演来日が記憶に新しいところだろう。2005年には自身のレコード・レーベル/イベント・ブランドの『Sellout Sessions』を設立し、2014年にはビジュアル・コンセプトのレーベル『The Hexagon』を設立した他、ボランティア活動にも注力しており、人格にも定評のあるDJである。彼の代表曲「On My Mind」は、YouTubeの再生回数4700万回を超え、『Tomorrowland』『Ultra Music Festival』などの大型EDMフェスに出演した際にも披露される大人気曲である。

「Hello」(’15)/Above & Beyond

「Hello」収録アルバム『We Are All We Need』(’15)/Above & Beyond

「Hello」収録アルバム『We Are All We Need』(’15)/Above & Beyond

2000年に結成後より英国ロンドンを拠点に活動し、トランスミュージック界を牽引してきた3人組、アバヴ&ビヨンド。マドンナのリミックスを手掛けたことから注目されるようになった彼等は2004年のBBC『エッセンシャル・ミックス』年間ベストミックスを受賞した他、2014年には『Glastonbury Festival』にてダンスステージのヘッドライナーを担った。その際にもこの「Hello」が後半の盛り上がりのいいところで奏でられたというから、『EDC JAPAN2018』でも同様に…いや、それ以上に、ぜひとも爆音で踊らせてほしいところ。ベテランの安定感あるステージングは、経験値によるものが大きいはず。EDM界のみならず、幅広く活躍する彼等のショーに期待が膨らむ!

「Freak」(’14)/Steve Aoki,
Diplo, & Deorro (ft. Steve Bays)

シングル「Freak」(’14)/Steve Aoki, Diplo, & Deorro (ft. Steve Bays)

シングル「Freak」(’14)/Steve Aoki, Diplo, & Deorro (ft. Steve Bays)

マイアミ出身のエレクトロ・ハウスミュージシャン、音楽プロデューサー、DJのスティーヴ・アオキ。父母共に日本人だが、アメリカ生まれのアメリカ育ちのため日本語は話せない。デビュー以来、年間200本以上のライヴをこなし、Aoki Jumpをはじめ、ゴムボートに乗ってフロアーへ漕ぎ出したり、客へケーキを投げつけたりと音楽はもとより、アオキの奇抜なパフォーマンスに魅了された客も多い。そんなEDMシーンを盛り上げる世界屈指のパーティーモンスターが、ディプロ、デオロとコラボし、スティーヴ・ベイズをフィーチャーした「Freak」。ディプロと出演日が同じなことで、ショーのコラボにも期待できそう?! 「Cake Me」ボードも忘れずに持って参戦しよう!

TEXT:早乙女‘dorami’ゆうこ

早乙女‘dorami’ゆうこ プロフィール:栃木県佐野市出身。音楽を軸に、コンサート制作アシスタント通訳、音楽プロモーション、海外情報リサーチ、翻訳、TV番組進行台本や音楽情報ウェブサイト等でコラムや記事を執筆するなどの業務を担うパラレルワーカー。

OKMusic編集部

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