【The Flickers】『Fl!ck EPレコ発』
 2013年2月24日@新代田FEVER


撮影:山崎智世(toishi management)/取材:ジャガー

大阪に続いての参加となるwhite white sisters、4月に2マンを予定 しているキドリキドリというゆかりのある両者をゲストに迎えて行なわれた最新作『Fl!ck EP』のレコ発。音楽に対する熱は同じでも、三者三様のア プローチで魅せていく。主宰者であるThe Flickersが登場する頃には会場の温度も相当に高まっており、1曲目 「orange sunshine distortion」の安島裕輔(Vo&Gu&Programming) の弾むヴォーカルと安定したベースにドラムがロールしていき、生み出す心地良いスピード感に場 内は大きく揺れる。イントロから観客の反応の早かった「break bits」や「white heat」など過去作品を交えながら、本編中盤でプレイされた『Fl!ck EP』収録曲。まずは「go go monster」の重低音が体の奥底まで強く刺激し、そこへ乗る綺麗目なギターがフックとなる。リフレインするメロディーが印象的な「永遠」は、終盤へ向けての開け方が痛快! また、今日の観どころのひとつに挙げられるのが舞台演出。自身のバンド名(※flicker=揺らぎ、明滅する)にちなんで、iPadを用いて音に合わせて色彩豊かな光を明滅させたり、楽曲の世界観に似合った映像を投影し臨場感を生み出して いた。この演出とうまくマッチングしていたのが「in your bedroom」。バンドサウンドが炸裂した 「ルーザー」での高揚感も特筆すべきところだろう。

“今日、持ってる曲を全部やりました”と安島は言い、ダブルアンコールで披露されたのは彼が歌うようになって初めて作ったという「a.i」で大団円を迎えた。7月には渋谷CLUB QUATTROでのワンマンライヴも決定しており、ここからさらにどう変化を遂げていくのか楽しみである。

『Fl!ck EP』
    • 『Fl!ck EP』
    • RDCA-1026
    • 1200円
The Flickers プロフィール

2011年、突如としてライヴハウス・シーンに登場するや旋風を巻き起こしたロックバンド。シンセサイザーの音色を生かしつつ、80年代のニューウェイヴ、エレクトロ・ポップ、ガレージ・ロックなどの要素を盛り込んだダンサブルなサウンドと、エモーショナルなパフォーマンスで注目を集める。2011年11月、1stミニアルバム『WONDERGROUND』をタワーレコード限定でリリース。2012年5月には初の全国流通盤となる2ndミニアルバム『WAVEMENT』を、同年12月には初の日本語タイトル曲「永遠」を含む4曲入りシングル「Fl!ck EP」を発表。また、同年には新人ながら『ROCKS TOKYO 2012』『RUSH BALL 2012』『COUNTDOWN JAPAN 12/13』『MINAMI WHEEL2012』『SAKAE SP-RING 2012』などの大規模イベントへの出演を果たし、多くのオーディエンスを熱狂させる。2013年6月、1stフルアルバム『A PIECE OF THE WORLD』をリリース。同年7月には、初のワンマン・ライヴツアーを東名阪で開催する。2014年3月、自主企画『SUMMER OF LOVE』を実施し、メジャーデビューすることをアナウンス。同年6月、メジャー1stシングル「AT FIRST LIGHT」をリリースした。オフィシャルHP
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OKMusic編集部

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