OLDCODEX Painter YORKE. 『WHY I P
AINT
~なぜボクがえをかくのか~』
- 第9回 The Reason / Hoobastank -
狭いアパートから飛び出して広い青空の下。
カリフォルニアだった。
カリフォルニアだった。

LAで友達になった少し年上のブラッドと車で数時間走ってパームスプリングスに行ったんだ。野生のリスに出迎えられて、崖っぷちでオレは絵を描いて、ブラッドがギターで歌う。
とてもシンプルな事で、日本語や英語、まして言語なんかよりも絵と音楽は簡単に国境を越える事が出来たみたいに、オレ達は夢中になってすっかり仲良しになれた。
夜になった砂漠の大地で寝そべって空を見上げたら、星空に身体を包まれて、地球に抱き締められているみたいだった。
それで飛び出した狭いアパートが恋しくなった。
遊園地で観たあのLiveが忘れられない。此処にいる状況と自分の道を重ねて、"俺は理由を見つけたんだ"
とてもシンプルな事で、日本語や英語、まして言語なんかよりも絵と音楽は簡単に国境を越える事が出来たみたいに、オレ達は夢中になってすっかり仲良しになれた。
夜になった砂漠の大地で寝そべって空を見上げたら、星空に身体を包まれて、地球に抱き締められているみたいだった。
それで飛び出した狭いアパートが恋しくなった。
遊園地で観たあのLiveが忘れられない。此処にいる状況と自分の道を重ねて、"俺は理由を見つけたんだ"

25歳の9月だった。
日本じゃ蝉の鳴き声が聴こえなくなった頃かな。
そしてぼくは今日も絵を描く。
街には素敵な音楽が溢れているから。
日本じゃ蝉の鳴き声が聴こえなくなった頃かな。
そしてぼくは今日も絵を描く。
街には素敵な音楽が溢れているから。