OLDCODEX Painter YORKE. 『WHY I P
AINT
~なぜボクがえをかくのか~』
- 第21回 Guerrilla Radio / Rage A
gainst The Machine -
街が寝静まった事を確認して、
大きなキャンバスに向かっていた。
オレは左手に赤い絵の具、右手には真っ黒な絵の具をたっぷり付けていた。
大きなキャンバスに向かっていた。
オレは左手に赤い絵の具、右手には真っ黒な絵の具をたっぷり付けていた。

弧を描く様にキャンバスを左手が踊り、
その動きを止めるような勢いの右手が叩く。
逃げ隠れ出来る様なシェルターは無かったんだ。
スピーカーの音量を上げて、
気が付いたら床に転がるキャンバスを踏みつけた。
“明かりを消せ”
気が付いたら新しい一日の始まりを告げるような太陽が眩しくて、そのままキャンバスの上で眠った。
その動きを止めるような勢いの右手が叩く。
逃げ隠れ出来る様なシェルターは無かったんだ。
スピーカーの音量を上げて、
気が付いたら床に転がるキャンバスを踏みつけた。
“明かりを消せ”
気が付いたら新しい一日の始まりを告げるような太陽が眩しくて、そのままキャンバスの上で眠った。

“What better place than here?”
そしてぼくは今日も絵を描く。
街には素敵な音楽が溢れているから
そしてぼくは今日も絵を描く。
街には素敵な音楽が溢れているから