OLDCODEX Painter YORKE.
『WHY I PAINT
～なぜボクがえをかくのか～』
- 第76回 ♪A Remark You Made
/ Weather Report -
雨が続く春の日。
気温は４月なのに冬みたいに低い。
コートはもう部屋のクローゼットで
冬眠を始めたばっかりなのに。
車を停めて街を歩くと
息が白いのに桜の花が咲いてる。
この気温じゃ桜も驚いてるよね。
書きかけの歌詞を
なんか完成出来そうな気がして
コーヒーショップに飛び込んだ。
気温は４月なのに冬みたいに低い。
コートはもう部屋のクローゼットで
冬眠を始めたばっかりなのに。
車を停めて街を歩くと
息が白いのに桜の花が咲いてる。
この気温じゃ桜も驚いてるよね。
書きかけの歌詞を
なんか完成出来そうな気がして
コーヒーショップに飛び込んだ。
店員のお姉さんの髪の毛に
雪みたいな白い埃が付いてて
「髪の毛になんか付いてるよ」
って小声で伝えたら
「わーありがとうございます！」
って顔を真っ赤にして
両手で大袈裟に振りはらった。
大人っぽい化粧をしてるのに
一気に小さな子どもみたいになって
可愛いかった。
イヤフォンで再生したら
一気に視界がひとりの中で広がっていく。
うん。今日は仕事がはかどる予感！
あの人に教えてもらったJazzで
スタバで広げた台湾製のノートに
ペンが走り出す。
なんか意識高い系っぽいんですけど。
そんな自分に酔ってる感じにすぐ醒めて
窓の外の桜をまた眺めてる。
ノートの手は全然止まってるまま。
頬杖を付いて意識は高いふり。
雪みたいな白い埃が付いてて
「髪の毛になんか付いてるよ」
って小声で伝えたら
「わーありがとうございます！」
って顔を真っ赤にして
両手で大袈裟に振りはらった。
大人っぽい化粧をしてるのに
一気に小さな子どもみたいになって
可愛いかった。
イヤフォンで再生したら
一気に視界がひとりの中で広がっていく。
うん。今日は仕事がはかどる予感！
あの人に教えてもらったJazzで
スタバで広げた台湾製のノートに
ペンが走り出す。
なんか意識高い系っぽいんですけど。
そんな自分に酔ってる感じにすぐ醒めて
窓の外の桜をまた眺めてる。
ノートの手は全然止まってるまま。
頬杖を付いて意識は高いふり。
ああ、今年も春が来たな。
あれから俺は良い友達に恵まれて
20年後のエイプリルフールには
冗談を言えるくらいになったよ。
ああ、平成も終わっちゃうのか。
令和って響きが綺麗で
特に平仮名なんかで書くとかわいいし
俺はとても気に入ったよ。
新しい時代の始まり始まり。
れいわー。れいわー！
それにしても今日は寒いよ！
ね！帰ろー。
仕事はやっぱり集中力が必要です。
あれから俺は良い友達に恵まれて
20年後のエイプリルフールには
冗談を言えるくらいになったよ。
ああ、平成も終わっちゃうのか。
令和って響きが綺麗で
特に平仮名なんかで書くとかわいいし
俺はとても気に入ったよ。
新しい時代の始まり始まり。
れいわー。れいわー！
それにしても今日は寒いよ！
ね！帰ろー。
仕事はやっぱり集中力が必要です。
YORKE. / April, 2019
