OLDCODEX Painter YORKE. 『WHY I P
AINT
~なぜボクがえをかくのか~』
- 第42回 Rainy Days And Mondays /
Carpenters -
月曜日。真夜中の代官山。
ふと車を停め、久々に歩く。
九龍を舞台にしたあの映画を思い出してた。
独り言を呟きながら、自分の歳を感じて。
ふと車を停め、久々に歩く。
九龍を舞台にしたあの映画を思い出してた。
独り言を呟きながら、自分の歳を感じて。

あの頃、バイクで代官山に辿り着いて小さな公園で街を見下ろした。
広いレストランに一人で入って、ケーキを注文した。
何層にも重なったミルクレープ。
そのクレープの層を数えたりした。
別に何かが悪い訳でも、特別何か良い訳でもない。
突然、自分の居場所が無くなっちゃった。
そんな感覚になったりする。
“Rainy days and Mondays always get me down…”
雲は雨に変わってた。
カレンが歌うように、
雨と月曜日のせいなのかもしれない。
広いレストランに一人で入って、ケーキを注文した。
何層にも重なったミルクレープ。
そのクレープの層を数えたりした。
別に何かが悪い訳でも、特別何か良い訳でもない。
突然、自分の居場所が無くなっちゃった。
そんな感覚になったりする。
“Rainy days and Mondays always get me down…”
雲は雨に変わってた。
カレンが歌うように、
雨と月曜日のせいなのかもしれない。

“彷徨い歩く孤独なクラウンのよう”
イントロの中に、物哀しい道化師を思い浮かべる。
彼の絵を描いて、名前を付けてやろう。
そしてぼくは今日も絵を描く。
街には素敵な音楽が溢れているから。
イントロの中に、物哀しい道化師を思い浮かべる。
彼の絵を描いて、名前を付けてやろう。
そしてぼくは今日も絵を描く。
街には素敵な音楽が溢れているから。
YORKE. June, 2016