TOTALFAT Shun×八王子Match Vox 奥
泰正
- the Homeground 第13回 -

ライヴ活動を行なうアーティストの拠点となるライヴハウス。思い入れ深く、メンタル的にもつながる場所だけに、アーティストとライヴハウス、それぞれの目線から出会いや第一印象などを語ってもらった。もしかしたら、ここで初めて出る話もあるかも!?

L→R Bunta(Dr&Cho)、Shun(Vo&Ba)、Jose(Vo&Left-Gu)、Kuboty(Gu&Cho)

L→R Bunta(Dr&Cho)、Shun(Vo&Ba)、Jose(Vo&Left-Gu)、Kuboty(Gu&Cho)

TOTALFAT プロフィール

トータルファット:2000年結成。04年にKubotyが正式メンバーとして加入し、現在のメンバー構成となる。精力的なライヴ活動の他、グッド・シャーロットやオフスプリングの来日公演オープニングアクトなどでも話題となり、10年にメジャーからアルバム『OVER DRIVE』をリリース。今年、RX-RECORDSへ移籍。海外のメロディックハードコアを背景にした音楽性が、幅広い層の支持を集めている。TOTALFAT Official Website

GUEST:Shun

出演者に対して、お客さんに対して、常
に全力でいてくれる

八王子Match Vox、RIPSの奥さんとの出会いは、いつ頃でしたか?

高校1年の時に初めてRIPSに遊びに行ったんですが、その日のイベントが高校生バンドのイベントでソールドアウト。そのイベントのトップバッターで出ていたCHIROLというバンドのベースヴォーカルがおっくんでした。ひとつ歳上の彼のバンドがあまりにもカッコ良くて、その後もライヴを観に行ったり、CHIROLのスタジオ練習に遊びに行ったりして、自分を覚えてもらいました。

出会った時の奥さんに対する第一印象は?

音楽に詳しくて、バンドに厳しい人だな〜ってずっと思ってました。TOTALFATを観て“お前らのこと俺はカッコ良いって言いたくねーよ”っていつも言われていて(愛情です)、ライヴを観てはいろいろアドバイスをくれて成長させてくれました。初めておっくんに“カッコ良い”って言われた時はすごく嬉しかった。

逆に、奥さんからはどのような印象を持たれていたと思いますか?

出会った時から音楽を好きな気持ちは伝わっていたと思うんで、そういうところでは認めてくれてたんじゃないかなぁって思います。“TOTALFATは八王子からどんどん出ていくべきだ”って言われたことがあって、厳しい目で僕らを見ながらも可能性を感じてくれてたのかな?って。

今現在の印象は?

たくさんのバンドが現れては消えていって、八王子から羽ばたいていったバンドもいて、流動的な八王子という特殊なシーンの中で一番変わらずにいてくれてるのがおっくんです。自分の中の“いい音楽”とか“カッコ良い”に対する答えをはっきり持っていて、それに正直にTHE WELL WELLSの活動にも、地元の若手の育成にも全力で取り組んでいる人です。おっくんは歳を取るにつれて衰えるどころか、人間としてパワーアップして、若返っているんじゃないか!?って思ってます。その象徴として、近年Match Voxでの打ち上げのおっくんが昔よりも段違いにスパークしています。リスペクト!

八王子Match VoxもしくはRIPSに初めて出演した時のライヴについて教えてください。

2000年4月6日に八王子RIPSで、高校生コピーバンドイベントでNOFXのコピーバンドとして出演しました。自分にとって初めてのライヴデビューは八王子の先輩方がたくさん観てくれていて、めちゃめちゃ気合いが入りましたね。いつもライヴを観に行って、出演者たちがパスを貼ってるのがすご羨ましくて、初めてパスを貼った瞬間にスイッチが入りました(スイッチ継続中)!

今までで一番印象に残っているライヴはありますか?

空調が改善される前のMatch Voxでの初ワンマン。ライヴをやりながら、“この世にこんなしんどい世界があったのか…”ってリアルに思うほど酸欠と湿気でグチャグチャになりました。

奥さんをはじめ、八王子Match Vox及びRIPSの魅力を教えてください。

出演者に対して、お客さんに対して、常に全力でいてくれるところ。遠方から来るバンドを迎え入れるハートも特に熱いと感じてます。そして、八王子を羽ばたいていったTOTALFATやグッドモーニングアメリカがMatch Voxでライヴをやる時の熱烈な“おかえり”感の強さたるや(笑)。

最後に、奥さんにひと言お願いします!

あの日に初めてCHIROLを観て、おっくんに魅了されて金魚のフンみたいに付きまとってた俺だけど、あの時の俺の感覚は正解だったんだなって本気で思えます。八王子を守っていてくれてありがとう! いつも“おかえり”を言ってくれてありがとう! 愛してるぜ。

OKMusic編集部

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