Plastic Tree×千葉LOOK サイトウヒ
ロシ
- the Homeground 第21回 -

ライヴ活動を行なうアーティストの拠点となるライヴハウス。思い入れ深く、メンタル的にもつながる場所だけに、アーティストとライヴハウス、それぞれの目線から出会いや第一印象などを語ってもらった。もしかしたら、ここで初めて出る話もあるかも!?

L→R 佐藤ケンケン(Dr)、有村竜太朗(Vo)、長谷川 正(Ba)、ナカヤマアキラ(Gu)

L→R 佐藤ケンケン(Dr)、有村竜太朗(Vo)、長谷川 正(Ba)、ナカヤマアキラ(Gu)

Plastic Tree プロフィール

プラスティック トゥリー:1993年12月、有村と長谷川を中心に結成。精力的なライヴ活動で着実にファンを獲得し、97年6月に「割れた窓」でメジャーデビュー。17年にメジャーデビュー20周年を迎え、7月には周年“樹念”で初のパシフィコ横浜公演を開催。同年9月にはトリビュートアルバム『Plastic Tree TriBute~Transparent Branches~』を発売した。19年2月には08年以降に発表した全シングルのカップリング曲を網羅したB面集『続 B面画報』をリリースし、同年7月には結成25周年を記念し、東京芸術劇場にてバンド史上初の試みとなるシンフォニックコンサートを開催した。Plastic Tree オフィシャルHP

Guest:有村 竜太朗(Vo)、長谷川 正(Ba)

“バンドって楽しい”という気持ちを忘
れないでやっていきたい

Plastic Treeにとっての千葉LOOKはどういう場所ですか?

長谷川
Plastic Treeがもともとホームとしていたのは、市川にあるCLUB GIOだったんですけど、そこはもうなくなってしまったので、メンバーと出会った千葉LOOKはバンドを始めるきっかけになった場所って感じですね。

どのような流れでメンバーに出会ったのですか?

長谷川
当時、各々別のバンドで千葉LOOKに出ていたんです。知ってる人は知ってると思うんですけど、竜太朗は千葉LOOKでアルバイトをしながら自分のバンドでも出たりしていたので、僕はライヴを観に行ったり観に来てもらったりしていて、バンド関係の友達みたいな関係でしたね。

Plastic Treeとして千葉LOOKに出演した最初のライヴについては覚えていますか?

長谷川
なんとなーくぼんやり(笑)。Plastic Treeを初めて少し経ってからだったかなぁ。最初のほうはGIOばっかりだったから、バンドとして固まってきた時ですね。
有村
僕はあんまり覚えてないですね。前のバンドとも被っていたし、バイトをしながらライヴもしていたので…。Plastic Treeを組んで初めのほうに出たライヴなんですけど、稲毛海岸でやってる千葉LOOK主催の『サイトウヒロシミュージックショウ』をよく覚えてます。その頃のPlastic Treeはまだ今の原型みたいな感じで、あまりそういうイベントには出るバンドじゃなかったけど、すごく楽しかったなぁ。

当時のみなさんはどのような感じでしたか?

有村
バンドとしては分からないけど、僕自身は…言葉にできないです(笑)。バイトとしてひどかったと思いますよ、僕に限らず。
長谷川
当時のバイトはなかなか強力な人が集まってたからね(笑)。僕は仕事が終わったら毎日のように千葉LOOKに行ってたんですけど、毎日面白かったです。

現在の千葉LOOKは、バンドにとっては登竜門のような存在ですよね。

有村
そうですね。ロックバンドが好きな箱なんじゃないですかね? 居心地も良いし、出身のミュージシャンとしてすごく嬉しいし、ありがたいなと思ってます。僕はバイトをする前の高校生の頃から出ていたし、自分にとっては学校でありつつ遊び場みたいな感じだったかな。

影響を受けていると感じる出来事はありますか?

有村
自分がカッコ良いなと思ったバンドのメンバーが千葉LOOKの近くに住んでいて、さらにPlastic Treeが好きで千葉LOOKに出ていたことも知っていたということがあって…そういう偶然というか、不思議な縁があるんだなぁと思いましたね。僕らは特に地元での絡みがあったわけじゃないんだけど、“この街からこういうバンドが生まれたんだ”とか、“出身の街にこういうバンドがいたんだ”とかあるじゃないですか。そういう縁ってどこか必然性があると思うので、当時のことがそうやって今の若いバンドマンに影響を与えてるとするならば、嬉しいですね。

今だから言えるエピソードはありますか?

有村
千葉のライヴハウスってホーム感が強くて、バイトをしながらその箱でライヴをしている人がよくいるんですよね。サイトウさんはそういうのをいいと思ったらしく、“千葉のライヴハウスはもっと一致団結するべきだ!”って、千葉のライヴハウスの店長とバイトの人たちが集まる親睦会を開いたんです。一次会は良かったんですけど、いつも千葉LOOKの打ち上げでは二次会くらいから酔っぱらって誰かがケンカし始めたりすることがよくあるんです。そしたら、やっぱりその親睦会の二次会でもそうなって(笑)。ほかのライヴハウスの人が困っちゃって、サイトウさんを呼んでも潰れて“うにゃうにゃうにゃ”って言ってるし…(笑)。
長谷川
毎年開こうってことになってたんですけど、その一回で終わりましたね(笑)。

では、千葉LOOKの良いところについて教えてください。

有村
ライヴハウスの歴史だったり、街の空気だったりもあるかもしれないんですけど、やっぱり店長のサイトウさんの人柄が大きいんじゃないですかね? たくさんのライヴハウスに行って、それぞれの空気感があるなと思いますし、千葉LOOKならではの良さを感じます。地元を出ていくバンドにも、ツアーで訪れるバンドにも合うんじゃないかな。

今年メジャーデビュー20周年を迎えたPlastic Treeですが、メンバーに出会った頃から今までで何か変化はありましたか?

長谷川
どうなんですかねぇ…変わってないっちゃ変わってない(笑)。千葉LOOKも、たまに遊びに行っても変わってないなと思うし。変わらないこともいいなと思いますね。お客さんを集めてライヴをするのって楽しいんだなとか、ライヴの後のお酒ってうまいんだなとかを味わわせてくれて。そういう、千葉LOOKで“バンドって楽しい”と感じられた気持ちは、これからも忘れないでやっていきたいなと思います。

最後にサイトウさんにひと言お願いします!

有村
自分は永遠のバイトだと思っているので、いつか職に困ったら雇ってください(笑)。大好きな場所なので、また遊びに行きます。

OKMusic編集部

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