【大量コスプレ】美麗レイヤー集結!
中国・広州イベント『広州蛍フェス
タ』現地レポート
中国・広州のアニメ・ゲームイベント『19th FIREFLY ACG FESTIVAL 広州蛍火虫動漫遊戯嘉年華』。コスプレを中心に会場の様子をお届けします。
2018年7月14日(土)から17日(火)にかけて、中国・広州市にてアニメ・ゲームの祭典『19th FIREFLY ACG FESTIVAL 広州蛍火虫動漫遊戯嘉年華』(以下広州蛍フェスタ)が開催されました。
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数多く参加されていた中国のコスプレイヤーたちの模様をたっぷりとお届けします。
『広州蛍フェスタ』は、今回で19回目を迎える中国国内最大級のイベントです。
中国は広州を含めて上海や北京、成都、重慶、天津と十数都市の人口が1000万人を超えていて、それぞれの都市で開催されるオタク系のイベントは非常に大きくなります。
『広州蛍フェスタ』は1年前の夏開催時に4日間で約30万人の来場者を記録していて、今回は開場前から通路を埋め尽くすほどの行列ができるほどの盛り上がりを見せました。
日本からは声優の浅沼晋太郎さんや高橋広樹さん、小澤亜李さん、コスプレイヤーのえなこさんらがゲストで呼ばれていて、現地ファンに挨拶をされていました。
えなこさんはゲーム『ANGEVILLI』のキャラクター・艾尔/エルに扮してステージで登壇。現地ファンからのQ&Aやサイン会などを行いました。
そんな『広州蛍フェスタ』ですが、『COMICUP 魔都同人祭』などほかの中国のイベントと比較すると、日本の企業出展が少なく、中国のアニメやゲームなど国内コンテンツを発信する企業の割合が高かったです。
また中国企業のブースの多くがコスプレイヤーの撮影スペースを設けていて、コスプレコンパニオンでの宣伝が前提となっていた印象を受けました。
例えば中国で爆発的ヒットとなったスマホゲーム『陰陽師』のブースでは、大きな鳥居や和風デザインのブースをバックに5人以上のコスプレイヤーが並び、来場者の多くに囲まれて盛り上がっていました。
広州で人気のコスプレ満載!
『広州蛍フェスタ』で見かけたコスプレイヤーの模様をお届けします。
日本の作品で人気のコスプレは『東方Project』と『Fate/Grand Order』の2作品が頭ひとつ出ていた印象です。
中国では『東方Project』が大人気で、作品の雰囲気が中国とマッチしていることもあって、中国人によるコスプレは非常に見応えがあります。
『広州蛍フェスタ』では主人公の博麗霊夢や霧雨魔理沙、人気キャラのレミリア・スカーレットや鈴仙・優曇華院・イナバ、洩矢諏訪子などを撮影しました。
またネロ・クラウディウスやイリヤスフィール・フォン・アインツベルン、モードレッドなど『Fate/Grand Order』のコスプレが人気でした。
ほか、『オーバーウォッチ』や『ダーリン・イン・ザ・フランキス』、『ウマ娘』など美しいコスプレイヤー、装備が可動する本物さながらの『アイアンマン』のコスプレなどが会場で話題になっていました。
独自のコスプレシーンの特徴
日本のコスプレだけでなく、『陰陽師』や『アズールレーン』など中国発信の作品のコスプレも人気。
またコスプレイヤーの集まる中にはゴスロリファッションも撮影対象となっていて、中国のコスプレ=ゴスロリも含まれるのではないか、と感じました。
ネタ系コスプレイヤーでは、ネットで話題になった『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』オルガの倒れた姿から、香港映画『賭俠2002』のパロネタまで。
香港映画のネタは最初分からなかったのですが、パンダの顔にはめ込むネタや中国のネットスラングがネタに含まれているとのこと(日本で言う『ポプテピピック』のようなネタに近いとのこと)。
『広州蛍フェスタ』のコスプレイヤーの模様をお届けしましたが、いかがだったでしょうか。
3日間取材を行いましたが、どの日程でもコスプレでの盛り上がりがすごかったです。また中国発の作品やゴスロリなど、日本とは違ったコスプレが広がりつつあると感じました。
『広州蛍フェスタ』は年間で5回ほど開催していますので、比較的過ごしやすい冬場に改めて取材したいですね。
ウレぴあ総研