嵐・大野智、あと1cm離れていれば…

嵐・大野智くんの恒例、「今日の一言」コーナー。

今日の一言は「何もかもがうまくいくはずがないのだから、何もかもうまくいかせようとするのは方法論として間違った考え方だ。」。

これはサンマーク出版から出ている小説家や雀士の顔を持つ、阿佐田哲也（色川武大）さんの語録をまとめた『阿佐田哲也勝負語録』に書かれている言葉だそうです。

この言葉からのお話です。

大野くんは「何もかもがうまくいってる時の方が怖いよ。いつどん底に陥れられるかと思っちゃう。」と言いました。

何もかもがうまくいかないどん底からうまくいくほうが安心だと話していました。

そんな大野くんはこの間「ちょっとした何で？」と思う出来事があったそうです。

あるお仕事で木の丸い椅子の上に大野くんは衣装の上着を脱いで置いたそうです。

衣装スタッフの方が大野くんの上着を探していたそうで、大野くんは「ここ！」と声をかけて、椅子の上に置いた上着を取ったそうです。

ところが上着の袖が椅子に引っかかっていたそうで、椅子が大野くんの足に倒れてきたそうです。

大野くんは靴も脱いでいたため、靴下だけの状態で足の小指に椅子が倒れてしまったそうですが、痛いとも言わずに「はい、衣装！」と渡したそうです。

本当はかなり痛かったそうですが、大野くんは「俺、いいことした気がするけど、あと1cm離れてるところに倒れてくれれば当たらなかったのに」と言っていました。

「これは人生で意味あるのかな、でも気を付けるようにはなるけどね。」と話していました。

そしてこの出来事から「お前、調子に乗ってるんじゃない！」という教えかもしれないとも思ったそうです。

「周りをよく見ろってことだよね。」と話を締めくくっていました。


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