【おいしくるメロンパン
ライヴレポート】
『theoryレコ発ワンマンツアー2021
ときめき★セロリアル
~育ってきた環境が違えども~』
2021年5月13日
at Zepp DiverCity TOKYO
今年1月20日にミニアルバム『theory』をリリース後、1月末から行なわれていた自身最大規模のワンマンツアー『theoryレコ発ワンマンツアー2021 ときめき★セロリアル~育ってきた環境が違えども~』もこの日がファイナル。コロナ禍の緊急事態宣言を受けて、実施できるかどうか検討を重ねていたが、予定通り開催が決定した。
ライヴは透明感のあるギターサウンドと繊細な歌声を響かせる「獣」でスタート。さらに、緻密なイントロと隙間を生かしたアレンジが光る「look at the sea」、目まぐるしい展開の「caramel city」、息もつかせない高速ビートで奏でる「命日」「シュガーサーフ」と、キレの良い演奏が映えるナンバーが連続。アグレッシブに動き回るベースラインで躍動感を体現する峯岸翔雪、軽やかさと豪快さを併せ持つドラムの原 駿太郎、表情豊かなギタープレイと陰影に富んだヴォーカルのナカシマ。この3人の独特のバランス感覚と、さまざまな景色を見せながらも最後にはピークに達する爆発力で、全ての楽曲を輝かせる。
“『theory』はいろんなテーマを持っていて、その中でも循環するというのが大きなテーマです。命が巡っていたり、輪廻転生とか。このツアーのセットリストを組んでいる時も“循環”というテーマを使いたいと思ったので、季節や命が巡っていくさまを感じながら聴いてもらえたら嬉しいです”(ナカシマ)
日常を映した映像をバックに投影し、スケールアップした楽曲の存在感が強烈に迫る「透明造花」、メロウな曲調とは裏腹の攻撃的なサウンドの「色水」、感情を振り絞るようなナカシマのヴォーカルが印象的な「candle tower」など、多彩な楽曲で疾走していく。そして、マーチングドラムに乗せて幻想的な光景が目に浮かぶ「亡き王女のための水域」、迫力あるサウンドでどっしりとしたバンドの底力を見せつけた「架空船」でライヴの熱量はさらに上昇。「斜陽」で本編を締め括り、アンコールの「水仙」でも途切れることのない高いテンションと、ライヴにかける熱意を見せつけ、最高潮のうちに終了した。
作り込まれた音源をさらに凌駕するパワフルな演奏と力強い歌声。この3人ならではの個性がしっかりと刻まれたステージだった。
ライヴは透明感のあるギターサウンドと繊細な歌声を響かせる「獣」でスタート。さらに、緻密なイントロと隙間を生かしたアレンジが光る「look at the sea」、目まぐるしい展開の「caramel city」、息もつかせない高速ビートで奏でる「命日」「シュガーサーフ」と、キレの良い演奏が映えるナンバーが連続。アグレッシブに動き回るベースラインで躍動感を体現する峯岸翔雪、軽やかさと豪快さを併せ持つドラムの原 駿太郎、表情豊かなギタープレイと陰影に富んだヴォーカルのナカシマ。この3人の独特のバランス感覚と、さまざまな景色を見せながらも最後にはピークに達する爆発力で、全ての楽曲を輝かせる。
“『theory』はいろんなテーマを持っていて、その中でも循環するというのが大きなテーマです。命が巡っていたり、輪廻転生とか。このツアーのセットリストを組んでいる時も“循環”というテーマを使いたいと思ったので、季節や命が巡っていくさまを感じながら聴いてもらえたら嬉しいです”(ナカシマ)
日常を映した映像をバックに投影し、スケールアップした楽曲の存在感が強烈に迫る「透明造花」、メロウな曲調とは裏腹の攻撃的なサウンドの「色水」、感情を振り絞るようなナカシマのヴォーカルが印象的な「candle tower」など、多彩な楽曲で疾走していく。そして、マーチングドラムに乗せて幻想的な光景が目に浮かぶ「亡き王女のための水域」、迫力あるサウンドでどっしりとしたバンドの底力を見せつけた「架空船」でライヴの熱量はさらに上昇。「斜陽」で本編を締め括り、アンコールの「水仙」でも途切れることのない高いテンションと、ライヴにかける熱意を見せつけ、最高潮のうちに終了した。
作り込まれた音源をさらに凌駕するパワフルな演奏と力強い歌声。この3人ならではの個性がしっかりと刻まれたステージだった。
取材:岡本 明
アーティスト
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