原作とは違う新たな発見と感動!鈴木
拡樹のアニメ『どろろ』の見どころポ
イントBEST3

絶賛上演中の手塚治虫原作の舞台『どろろ』に百鬼丸役として主演を務めている鈴木拡樹。アニメ『どろろ』(TOKYO MXほか)でも同役を演じている彼に、アニメ『どろろ』ならではの見どころポイントBEST3を教えてもらいました!百鬼丸にまつわるエピソードを中心に“なるほど!”と思わされることばかり。これを読んだ後に、改めてアニメを観るとより楽しめるはずなので、ぜひチェックしてください!!

【1位】愛のあるリメイク
原作とアニメでは、変更点もあって。物語の流れが原作通りではなかったりするし、百鬼丸が最初はテレパシーを使えずに話せなかったりするんですよ。でも、エピソードが前後していることにはちゃんと意図があるし、人形のように見えていた百鬼丸が欠けていた体の一部をひとつひとつ取り戻していくことで、人間に少しずつ近づいていくということがわかりやすくリメイクされているなと。原作を知っている方もたくさんの発見と新鮮な感動があると思います。
【2位】百鬼丸の表現
第1話で、百鬼丸の顔の皮が剥がれたときに初めてまばたきをするシーンがあって。台詞があるわけでもないその場面ひとつで、人としての表情が戻ったんだ、人間に近づいていっているんだと感じさせる細かい表現に、衝撃を受けたんですよ。舞台で演じる場合は基本的に大きく見せることを心掛けますけど、舞台『どろろ』で百鬼丸を演じるにあたっては心情表現を抑えていこうかなとアニメからヒントをもらうこともできました。
【3位】バトルシーン
『どろろ』のアクションシーンは、人間離れしているけれどもすごく説得力があるんですよ。例えば、百鬼丸が闘った後のことを考えて、義手をまとめて置いておくところにはキャラクターの性格が滲んでいたりもするし、それまでの戦闘経験を生かしてそうしているのかなという歴史が見えてきたりもして。スピード感溢れるダイナミックなバトルの中にもそういうドラマを感じられるので、何回も観ていただくと発見があると思います。
【公演情報】
舞台『どろろ』
■大阪公演
場所:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
公演期間:2019年3月2日(土)〜3日(日)
■東京公演
場所:サンシャイン劇場
公演期間:2019年3月7日(木)〜17日(日)
■福岡公演
場所:ももちパレス
公演期間:2019年3月20日(水)
■三重公演
場所:三重県文化会館大ホール
公演期間:2019年3月23日(土)
◆ライブビューイング・CSテレ朝チャンネル1にて同時生中継が決定
東京公演・千穐楽 3月17日(日)17:00公演
<ストーリー>
時は戦国。醍醐の国の主である景光(唐橋充)は、ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。そして時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。そんなある日、どろろ(北原里英)という幼い盗賊は、ある男に出会う。それは、鬼か人か——両腕に刀を仕込む全身作り物の男、百鬼丸(鈴木拡樹)は、その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた。
(c) 2018 手塚プロダクション/舞台「どろろ」製作委員会
公式サイト:https://www.dororo-stage.com

アーティスト

ランキングBOX

“気になる人の気になるランキング”をテーマに、様々な分野の著名人へ直撃した「MY BEST3」を紹介!オリジナルのランキングインタビュー記事をはじめグルメなどのトレンド情報やエンタメなどのストレートニュースなども毎日配信中です。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着