【Spyralcall】『Spyral Party Tour
FINAL“DEATH POP the BOXX”』201
1年1月14日 at SHIBUYA BOXX
いきなり敬太郎(Ba&Cho“SHOUT”)のスラップが飛び出し、克哉(Gu&Cho“DEATH VOICE”)がハードなサウンドを叩き付ける。極めてラウドなバンドかと思いきや、英紀(Vo&Gu)の歌によって曲がポップに響いてくる。それが彼らの“DEATH POP”というスタイルで、その振り切れようにのっけから翻弄される。「メロイックサイン」では文字通りメタルをベースとしながらも、メロディアスな歌ものであり、彼らのアイデンティティーがしっかりと込められていた。そして、アンコールで“DEATH POP”を掲げるに至った始まりの曲「I’ll be」を披露し、ラスト「Bunny Color」ではメンバーもファンもタオルを振り回し、大団円。自分たちのスタイルはこれだという意志がうかがえたのはもちろん、何より誰もが楽しんだワンマンだった。