【rhythmic】もっといい恋をしたいっ
て
前に進んでいく女性
別れを経験し、ひとつ大人の階段を昇った女性が新たな気持ちで前に進んでいく、ミディアムダンスチューンの「恋花 ―KOIHANA―」。この曲に触れ、自分の恋愛を華やかなものにしてほしい。
取材:ジャガー
「恋花―KOIHANA―」を初めて聴いた印象はいかがでした?
高田
私的には夏の終わり…何かを思い出すイメージが浮かんで。で、何を思い出すだろうなっていうところから歌詞を練っていきました。夏の匂いを嗅いだり、誰かを見て淡い恋の記憶がフラッシュバックする感じをテーマにしようと思って。でも、それだけで終わるんじゃなくて、パワーアップした女性…楽しかった思い出も後悔も全部受け止めて、もっといい恋をしたいって前に進んでいく女性を歌うことにしました。
小谷
“花火”“浴衣”ってワードが入っていて、あぁ夏らしい曲だなって。夏らしい曲ってrhythmicにはなかったので新鮮でした。今回のイメージカラーは黄色で、人生何度目かの黄色にも挑戦しました(笑)。
小林
失ってみて、初めて気付くことって結構あるよねってメンバー全員がすごく共感できた歌詞なんで、聴いてくれるみんなにも共感してもらえるんじゃないかなって思いました。
高田
最初に楽曲を聴いた時にポップスで、すごい楽しくできました。切なさもあるんですけど、笑顔が似合う曲だなって。パフォーマンスではそこを出していきたいですね。
《Thank you for My First Love》にはグッときました。
高田
イメージ的には不意に口から出た感じなんですよ。感謝の思いの詰まった“ありがとう”というよりは、結構ラフな感じ…自分の中でひと区切りつけるぐらいの“ありがとう”です。この先に待つ、新しい恋にちゃんと前進している中で不意に出たひと言っていうか。
逞しさという意味では、2曲目の「R.H.Y.」にも通ずるものはありますよね。
大門
この曲は、今までとは違う私たちを見せていきたいっていうのがあって。音を聴いただけでもカッコ良さが分かる“ストロングレディ”を表現しています。
高田
最近、“「R.H.Y.」の歌い方はイメージになかった”って言われることがあるんですけど、もともと私はこういうアッパーでヘビーな曲が好きで、やっと披露できたって感じですね。今までのrhythmicのシングルではミディアムナンバーやバラードを歌っていたので、澄んだ声で歌うイメージがあるかもしれませんが、こういう私の別の一面を出すことができて嬉しかったです。
初の単独ライヴ『Cafes! Don’t Stop Chu’sday!!』で拝見しましたが、これまでにないタフなパフォーマンスで驚きました。
高田
踊ってる時はみんな良い顔してたし、この曲の振り付けはメンバーだけで考えたから、いつも以上に思い入れもありますね。この「R.H.Y.」は合宿中にできた中の一曲で、人物設定からメンバーで話し合って、“こういう時はちょっと気だるい感じだよね?”とか固めていったんです。
1週間行なわれたという合宿はいかがでした?
山下
めちゃめちゃ大きかったやんな? 今までも意見を言い合うことはたくさんしてきたんですけど、こんなにお互いを出し合ったことはなかったですね。
小谷
後になって良かったなぁって…それだけ内容の濃い1週間でしたね。みんな泣くし(笑)。
大門
ミーティングで3人泣くまではあったんですけど、全員泣くっていうのは初めてで(笑)。その分、絆も深まったので良かったです。合宿をやってみて、これからは、もっともっと振り付けを考えたり、曲や詞を書いたり、自分たちで発信していきたいし、もっといろんなことに挑戦していきたいですね。