デビュー5周年記念で自身初の大阪城ホール単独公演を行った秦 基博(PHOTO by田浦薫)

デビュー5周年記念で自身初の大阪城ホール単独公演を行った秦 基博(PHOTO by田浦薫)

「人生の中で一番充実した5年」 秦
基博、初の大阪城ホール単独公演で
全24曲熱唱

今年デビュー5周年を迎えた秦 基博が、11月10日(木)に自身初となる大阪城ホール単独公演を行った。
デビュー5周年記念公演として、福岡市民会館、日本武道館に続いて開催されたこの日のライヴ。
2部構成の前半となるアコースティックセッションは「青い蝶」の弾き語りからスタート、ベースやアコースティックギターを交えた楽曲も披露され、秦の力強いパフォーマンスと澄んだ歌声はステージ序盤にも関わらず瞬く間にファンを魅了した。

穏やかな空気に満ちていたホールも、MCで秦が「デビュー以来、もう数えきれないぐらい大阪に来ました。そのたびに何かとやらされる羽目になることがここ大阪では多くて・・・テレビ番組の企画ではチャーハン作ったり、漫才やったり・・・」とエピソードを語ると一転、笑いに包まれる。
さらに「本当に大阪でしか見せてない顔もあり、鍛えられても来た気がします。いろんな意味で深く関わってきた街。(離れた場所で作った)自分の曲が、あとになって大阪の景色と同じだと思うことが何度もありました」とデビュー以来、自分を支えてくれた大阪への感謝を述べると、ファンからは惜しみない拍手が贈られた。

後半のバンドスタイルでは、「今日もきっと」、「色彩」などに続き、現在着うた(R)のみで配信中のCMソング「トラノコ」も演奏。ライヴ初披露にも関わらず観客との手拍子の掛け合いは大いにステージを盛り上げた。その後シングル曲「キミ、メグル、ボク」、デビュー曲「シンクロ」とアップテンポのナンバーが続くと、会場の熱気は最高潮に。
本編ラストは、代表曲「鱗(うろこ)」。アンコール最後には6月にリリースした最新シングル曲「水無月」を披露し、全24曲の演奏が終了した。

メジャーデビューしてからの日々について、「あっという間に過ぎ、いままでの人生の中で一番充実した5年でした」と振り返った秦。「これからも自分の思い描いた景色をみなさんの胸の深いところまで届け続けたいです。これからも宜しくお願いします!」との決意を語り、約3時間に及ぶ5周年記念ライヴは幕を下ろした。

なお秦は11月23日に初のミュージッククリップ集『BEST MUSIC CLIPS 2006-2011』をリリース。さらに弾き語りライヴシリーズ<GREEN MIND>を12月17日に福島、12月22日に日本武道館でそれぞれ開催し、5周年イヤーの総仕上げを行う。

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