【ヘラヘラ三銃士 ライヴレポート】
『LIVE TOUR 2023
〜HANGOVER 史上最強の女たち〜』
2023年8月30日
at 幕張メッセ イベントホール
YouTubeチャンネル登録者数176万人を誇る3人組女性YouTuber・ヘラヘラ三銃士が、全国5大都市、総動員12,000人の自身最大規模となるライヴツアー『ヘラヘラ三銃士 LIVE TOUR 2023 〜HANGOVER 史上最強の女たち〜』を開催。8月30日に千葉・幕張メッセ イベントホールでファイナルを迎えた。多彩なゲストを迎えながらの歌と演出。そして、メンバーのまりなの結婚発表というサプライズもあり、YouTubeの企画さながらのゴージャスで熱気に溢れた一夜になった。
オープニング映像が流れたあと、ゴールドの衣装に身を包んだ3人が登場。ツアーのテーマソングとも言える「We’re lucky」を1曲目に投下した。同曲はメジャー1stアルバム『HANGOVER』にも収録されるダンスナンバーで、マイクスタンドを前に丁寧に歌い上げた。そして、8人のダンサーが参加した「NUMA」、「愛、示しーや」に続き、「name」では花道からセンターステージへと移動。オーディエンスの熱を一気に最高潮へとアゲていく3人のパフォーマンスも印象的だった。
「狂騒マリオネット」のあとに登場した最初のゲストはt-Ace。「そんなもんでしょ？」ではヘラヘラの3人と、まるでステージ上で痴話げんかをするような掛け合いを繰り広げて観客を盛り上げた。そして、彼女たちの代表的な飲みソング「恋のマイアヒ 〜ヘラヘラ三銃士と毎夜HEAT！！〜」では20名のバーレスクダンサーと12名のダンサーがステージを埋め尽くしてライヴを華やかに彩る。
メンバーのソロステージは序盤の派手さから一転、女心をしっとりと歌った。まずは、ありしゃんが登場。DJ社長が作詞を手がけた「What does it mean?」を椅子に座りながら切なく歌い上げる。まりなは、バラードの「それでも生きていく」とエモーショナルな「すきぴ」を披露。センターステージの中央がせり上がり、その上からアツい想いをファンへ届けた。そして、さおりんはピンクの衣装で「あー言えばこーいぇい！」を、可愛い振り付けとともに披露した。
中盤にはYouTubeの企画“女祭り”でも人気のカバー動画をステージで再現。いちえ（夜のひと笑い）、とうあ、まあたそ、むくえなが参加したありしゃんチームは欅坂46の「サイレントマジョリティー」を全力でコピーし、センターを取り合う茶番も再現。まりなチームが披露した三人祭の「チュッ！夏パ〜ティ」では、動画でも話題の相方ふたりも引き連れて登場し会場を笑顔に。そして、なごみ（なこなこチャンネル）、タナカガ（パパラピーズ）、三上悠亜、みゆ（ばんばんざい）、中町綾（中町兄妹）、かす（かすチャンネル）が参加したさおりんチームが披露したTWICEの「TT」では、再生回数600万超えを記録した“顔面国宝YouTuber”が勢揃いして会場を沸かせた。“こういうステージは久し振り”と三上悠亜。なごみは“歌詞がとんじゃって”と照れ笑いを見せる。今回は自身の体調を優先し欠席したさおりんチームのメンバー・ゆんも会場に駆けつけており、“また今度8人でやりましょうね！”とコメントを残した。
また、ゲストのスカイピースが登場すると、さらに会場のボルテージが一気に上がっていく。客席の盛り上がりに“熱量がすごい！ 歓声がすごい！”とジン。“最終公演、最後まで声出していくぞ！”とテオ。「感謝感謝」と「オタパリパーティー」の2曲を、センターステージで暴れるように歌ったふたり。“みなさんお手を拝借！”の掛け声で、会場には割れんばかりのクラップが響きわたった。渾身のステージに“先輩、お疲れさまです！”“一緒のステージに立てるとは”とコメントしたヘラヘラのメンバー。こういう場に直ぐさま駆けつけ、一緒にライヴを盛り上げてくれる。YouTuber同士の絆の強さを実感させた。
ヘラヘラ三銃士の輪はYouTuberだけに止まらず、アーティストにも広がる。Da-iCEの花村想太が作詞を手がけた新曲「Sounds Juicy」では、花村から届いたコメント動画では、“ヘラヘラ三銃士のイメージを壊す、踊れてカッコいい楽曲です。コラボは一発じゃ足りないので、二発目は会場で！”と、自身の楽曲「スターマイン」の歌詞に引っ掛けて会場を沸かせた。また、青山テルマが作詞作曲のミディアムバラード「menヘラ」も披露され、ポップだがダウナーなビートに乗せてラップも繰り出す。これまで数多くの楽曲をリリースし、音楽活動にも力を入れている3人。エイベックスからのメジャーデビューアルバムへの期待も高まるターンとなった。
また、シークレットゲストとして出演したゴリエは、「Pecori♡Night」などを披露。いつものピンクの衣装のゴリエに“本物だ〜！”“世代ですから”と嬉しそうなヘラヘラの3人。ゴリエの圧巻のダンスに会場からは大きな拍手鳴り響いていた。
ツアーを振り返った映像の後、教会の鐘と共にウェディングドレス姿で登場したまりな。“私、ヘラヘラ三銃士・まりな、本日結婚しました。幸せになります！”と結婚発表。会場には祝福の拍手と“おめでとう”の声が響き、肩を抱いて泣いて喜び合った3人。ありしゃんが作詞、さおりんがタイトルを付けた友達の結婚をお祝いした新曲「友愛〜Blessing〜」をまりなと一緒に歌うと、それに応えるようにまりなは手紙を朗読。
“私にとって人生で一番大切な報告をこの素敵な場で、自分の口で発表できたことがすごく嬉しいです。正直、辛い恋愛もたくさんありましたが、そんな過去があったから今があり、やっと素敵な旦那様を見つけることができました。今、辛い恋をしている一途な人に伝えたい。一途なままでいてください”と、恋に悩む女の子を応援し続けることを約束。
“ありしゃんは、ダメな恋ばかりしている私を母親のように見守ってくれた。さおりんは、いつも私の気持ちを優先してアドバイスをくれた。失恋をした時もふたりが支えてくれたから、立ち直ることができた。すごく最高の仲間。結婚しても夫婦の悩みを相談すると思うので、引き続きアドバイスしてください”とメンバーのふたりに感謝を伝え、“これからもポンコツなまりなを応援してください”と締めくくる。そして、「花火」や「元恋人」を歌いブーケを客席に投げ込んだ。
アンコールでは、なんとメンバーが左右に分かれて客席に登場し「真夏のファンタジー」などを歌唱。
“ライヴをもっと良くしたいから、ツアー中に泣きながら意見をぶつけ合ったこともあった。アツくなって本気になることが、この年齢になってもできるのはすごいことだなと気づかされた。もう一回やりたいなという気持ちです”（さおりん）
“不安もたくさんあったけど、今日楽しいライヴにできて報告もできて、すごくいい日になった”（まりな）
“私の夢はこの楽しい時間をいつまでも長く続けること。これからも楽しい時間をみんなと共有していきたい。いろんな活動を通してヘラヘラを知ってもらって、みんなでヘラヘラを大きくしていきたい。みんなにことが大好きです”（ありしゃん）
アンコールの終盤にメンバーそれぞれがファンへ向けての想いを届けた。「SU-WAY-YEAH」「GOGOヘラヘラ三銃士」を披露し、ライヴは終幕を迎えた。これからも変わらずYouTuberとして、活動を続けていく決意を改めて表明した3人。そんなヘラヘラ三銃士と会場を埋め尽くしたファン。そして、YouTubeをきっかけに彼女たちと出会った仲間たちからの最大級の“愛”に溢れたツアーファイナルとなった。
オープニング映像が流れたあと、ゴールドの衣装に身を包んだ3人が登場。ツアーのテーマソングとも言える「We’re lucky」を1曲目に投下した。同曲はメジャー1stアルバム『HANGOVER』にも収録されるダンスナンバーで、マイクスタンドを前に丁寧に歌い上げた。そして、8人のダンサーが参加した「NUMA」、「愛、示しーや」に続き、「name」では花道からセンターステージへと移動。オーディエンスの熱を一気に最高潮へとアゲていく3人のパフォーマンスも印象的だった。
「狂騒マリオネット」のあとに登場した最初のゲストはt-Ace。「そんなもんでしょ？」ではヘラヘラの3人と、まるでステージ上で痴話げんかをするような掛け合いを繰り広げて観客を盛り上げた。そして、彼女たちの代表的な飲みソング「恋のマイアヒ 〜ヘラヘラ三銃士と毎夜HEAT！！〜」では20名のバーレスクダンサーと12名のダンサーがステージを埋め尽くしてライヴを華やかに彩る。
メンバーのソロステージは序盤の派手さから一転、女心をしっとりと歌った。まずは、ありしゃんが登場。DJ社長が作詞を手がけた「What does it mean?」を椅子に座りながら切なく歌い上げる。まりなは、バラードの「それでも生きていく」とエモーショナルな「すきぴ」を披露。センターステージの中央がせり上がり、その上からアツい想いをファンへ届けた。そして、さおりんはピンクの衣装で「あー言えばこーいぇい！」を、可愛い振り付けとともに披露した。
中盤にはYouTubeの企画“女祭り”でも人気のカバー動画をステージで再現。いちえ（夜のひと笑い）、とうあ、まあたそ、むくえなが参加したありしゃんチームは欅坂46の「サイレントマジョリティー」を全力でコピーし、センターを取り合う茶番も再現。まりなチームが披露した三人祭の「チュッ！夏パ〜ティ」では、動画でも話題の相方ふたりも引き連れて登場し会場を笑顔に。そして、なごみ（なこなこチャンネル）、タナカガ（パパラピーズ）、三上悠亜、みゆ（ばんばんざい）、中町綾（中町兄妹）、かす（かすチャンネル）が参加したさおりんチームが披露したTWICEの「TT」では、再生回数600万超えを記録した“顔面国宝YouTuber”が勢揃いして会場を沸かせた。“こういうステージは久し振り”と三上悠亜。なごみは“歌詞がとんじゃって”と照れ笑いを見せる。今回は自身の体調を優先し欠席したさおりんチームのメンバー・ゆんも会場に駆けつけており、“また今度8人でやりましょうね！”とコメントを残した。
また、ゲストのスカイピースが登場すると、さらに会場のボルテージが一気に上がっていく。客席の盛り上がりに“熱量がすごい！ 歓声がすごい！”とジン。“最終公演、最後まで声出していくぞ！”とテオ。「感謝感謝」と「オタパリパーティー」の2曲を、センターステージで暴れるように歌ったふたり。“みなさんお手を拝借！”の掛け声で、会場には割れんばかりのクラップが響きわたった。渾身のステージに“先輩、お疲れさまです！”“一緒のステージに立てるとは”とコメントしたヘラヘラのメンバー。こういう場に直ぐさま駆けつけ、一緒にライヴを盛り上げてくれる。YouTuber同士の絆の強さを実感させた。
ヘラヘラ三銃士の輪はYouTuberだけに止まらず、アーティストにも広がる。Da-iCEの花村想太が作詞を手がけた新曲「Sounds Juicy」では、花村から届いたコメント動画では、“ヘラヘラ三銃士のイメージを壊す、踊れてカッコいい楽曲です。コラボは一発じゃ足りないので、二発目は会場で！”と、自身の楽曲「スターマイン」の歌詞に引っ掛けて会場を沸かせた。また、青山テルマが作詞作曲のミディアムバラード「menヘラ」も披露され、ポップだがダウナーなビートに乗せてラップも繰り出す。これまで数多くの楽曲をリリースし、音楽活動にも力を入れている3人。エイベックスからのメジャーデビューアルバムへの期待も高まるターンとなった。
また、シークレットゲストとして出演したゴリエは、「Pecori♡Night」などを披露。いつものピンクの衣装のゴリエに“本物だ〜！”“世代ですから”と嬉しそうなヘラヘラの3人。ゴリエの圧巻のダンスに会場からは大きな拍手鳴り響いていた。
ツアーを振り返った映像の後、教会の鐘と共にウェディングドレス姿で登場したまりな。“私、ヘラヘラ三銃士・まりな、本日結婚しました。幸せになります！”と結婚発表。会場には祝福の拍手と“おめでとう”の声が響き、肩を抱いて泣いて喜び合った3人。ありしゃんが作詞、さおりんがタイトルを付けた友達の結婚をお祝いした新曲「友愛〜Blessing〜」をまりなと一緒に歌うと、それに応えるようにまりなは手紙を朗読。
“私にとって人生で一番大切な報告をこの素敵な場で、自分の口で発表できたことがすごく嬉しいです。正直、辛い恋愛もたくさんありましたが、そんな過去があったから今があり、やっと素敵な旦那様を見つけることができました。今、辛い恋をしている一途な人に伝えたい。一途なままでいてください”と、恋に悩む女の子を応援し続けることを約束。
“ありしゃんは、ダメな恋ばかりしている私を母親のように見守ってくれた。さおりんは、いつも私の気持ちを優先してアドバイスをくれた。失恋をした時もふたりが支えてくれたから、立ち直ることができた。すごく最高の仲間。結婚しても夫婦の悩みを相談すると思うので、引き続きアドバイスしてください”とメンバーのふたりに感謝を伝え、“これからもポンコツなまりなを応援してください”と締めくくる。そして、「花火」や「元恋人」を歌いブーケを客席に投げ込んだ。
アンコールでは、なんとメンバーが左右に分かれて客席に登場し「真夏のファンタジー」などを歌唱。
“ライヴをもっと良くしたいから、ツアー中に泣きながら意見をぶつけ合ったこともあった。アツくなって本気になることが、この年齢になってもできるのはすごいことだなと気づかされた。もう一回やりたいなという気持ちです”（さおりん）
“不安もたくさんあったけど、今日楽しいライヴにできて報告もできて、すごくいい日になった”（まりな）
“私の夢はこの楽しい時間をいつまでも長く続けること。これからも楽しい時間をみんなと共有していきたい。いろんな活動を通してヘラヘラを知ってもらって、みんなでヘラヘラを大きくしていきたい。みんなにことが大好きです”（ありしゃん）
アンコールの終盤にメンバーそれぞれがファンへ向けての想いを届けた。「SU-WAY-YEAH」「GOGOヘラヘラ三銃士」を披露し、ライヴは終幕を迎えた。これからも変わらずYouTuberとして、活動を続けていく決意を改めて表明した3人。そんなヘラヘラ三銃士と会場を埋め尽くしたファン。そして、YouTubeをきっかけに彼女たちと出会った仲間たちからの最大級の“愛”に溢れたツアーファイナルとなった。
取材：榑林史章
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