ドストエフスキーの『罪と罰』を現代
日本に翻案　Group B presentsミュー
ジカル『ツミとバツ』トライアウト公
演が決定

2023年5月4日（木・祝）～6日（土）上野ストアハウスにて、Group B presentsミュージカル『ツミとバツ』トライアウト～ドストエフスキー「罪と罰」より～が上演される。

2020年3月24日にP.A.TOKYO主催で行われた、1日で10分のミュージカルを創作するクリエイターのイベント『10 ミニッツ・ミュージカル*』において結成された脚本家・エスムラルダ、作曲家・大部胡知、演出家・平戸麻衣によるミュージカル製作ユニットGroup B（グループビー）。

そのGroup Bが、「いずれ、世界にも輸出できるような作品を」を合言葉に企画を立ち上げたのが、ドストエフスキーの名著『罪と罰』を現代日本に置き換えたミュージカル。

本ミュージカルは、2022年8月27日、ライブハウス 下北沢 Com.Cafe 音倉にて、リーディングによる全編トライアウト公演を実施。2回の会場公演と配信を通じて、多くの方から「現代への翻案が面白い」「この作品の成長を見たい」という声が上がったこともあり、今回、脚本・音楽に加筆・修正を施した上で、ステージングを含むトライアウト公演を実施する。出演者は、神澤直也、露詰茉悠、菊池愛、都竹悠河、大田翔、吉川恭子、池谷祐子、松村曜生。

今回の上演は、2024年以降に実現を目指す本公演に向けて、より作品の完成度を高め多くの方に認知してもらうことを目指す。

【あらすじ】
2020年代、東京。
主人公・ジロウは、5 年前に父親を亡くし、経済的な問題から将来を諦めて大学を中退することになる。
ジロウの妹・ミチナは家族のことを考え、裕福な医師・スガとの結婚を決心する。
自分の無力感に苛まれるジロウはマルヤマという男と出会い、更にその娘のソノカに出会う。
病んだマルヤマを懸命に支えるソノカ。
彼らの生活は苦しく、希望は見出せない。自分と同じように。
ジロウはこの社会で力を持たない者が這い上がるためのある「計画」を考えるようになる。
そして、事件が起きる－。