AKB48チーム8「PARTYがはじまるよ」
緊張の公演初日

メンバーは、全国47都道府県で開催された<AKB48 Team 8 全国一斉オーディション>によって各都道府県から1人ずつ選出された47名。地域に密着した活動で、毎週末各地方で行われるイベントに参加いたが、満を持して、本日・8月5日(水)AKB48劇場、SKE48劇場にて「PARTYがはじまるよ」公演を行った。
他のチームとは異なり「会いに行くアイドル」として劇場を持たずに活動するチーム8。その中から、16名ずつに分かれたメンバーでAKB48劇場、SKE48劇場、それぞれのステージを踏んだ。普段先輩たちが立っている劇場のステージでパフォーマンスすることは大きな喜びとなったようで、この日の為に積んできたレッスンの成果を初めから出し切った全力のパフォーマンスを見せた。

一方で、自己紹介では言葉に詰まったり、曲紹介でもタイトルがなかなか出てこなかったりと緊張を隠しきれない場面も。AKB48劇場では、ファンの皆様の掛け声で笑いが起こったり、「桜島「どっかーん」」(下青木/鹿児島県)「びっくり~「ぎょうてん!」」(行天優莉奈/香川県)など、メンバーのキャッチフレーズを一緒に唱和したり、初めての公演とは思えないほどの温かさが会場を包み、SKE48劇場では、緊張しているメンバーに対し他のメンバーが「大丈夫?」「頑張って!」と声を掛け合ったりと、ファンの方々とメンバーみんなの力で初めてのステージを乗り切った。
緊張感いっぱいの公演の中でも、自然と笑顔がこぼれる場面も。出身地をテーマにしたトークコーナーでは故郷を思い出してリラックスしたのか、AKB48劇場では、チーム8最年少12歳の宮里莉羅(沖縄県)は、中野郁海(鳥取県)が鳥取県の自慢として紹介した「砂丘」を「知らない」と答え、それに対し中野が「大きな砂場」と教えると会場に大きな笑いがおこった。
またSKE48劇場では「かっこいい大仏や可愛い鹿がいる(大西桃香/奈良県)」、「伊勢神宮に松阪牛、いいこといっぱい(山本亜依/三重)」と、チーム8らしくご当地自慢に花が咲きました。 そして『桜の花びらたち』では、会場がピンク一色に。その光景にメンバーの笑顔もひときわ輝いていた。
Wアンコールの際には、チーム8メドレーとして、『言い訳Maybe』『ポニーテールとシュシュ』『ラブラドール・レトリバー』『恋する充電プリウス』を披露した。
自分たちだけで公演を任され、これだけの曲数を披露することも初めての経験。AKB48のコンサートや各地方でのイベントでステージに立ったことはあったが、披露する曲数は限られていたため、他の公演に比べて曲数の少ない「PARTYが始まるよ」とはいえ、チーム8メンバーにとっては大きな壁であるとともに、その分大きな成長を遂げる絶好の機会となった。
公演終了後は緊張から解き放たれた安堵感と、公演をやりきった達成感で、涙ぐみ抱き合うメンバーたち。あらためてステージに立つ厳しさと、先輩グループやチームの偉大さを実感した一日となったようだ。
一緒に公演を盛り上げてくれたファンの皆様のおかげもあり、劇場公演デビューという記念すべき一歩を記したチーム8メンバー。日々ひとつずつ成長していく彼女たちを見守っていってほしい。(C)AKS

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