ベイビーレイズがマリーンズに乗り込
み、始球式を直談判!

 マリーンズではセパ交流戦に向け、セリーグ6球団を挑発する「挑発ポスター」が話題になっている。そのポスターに触発されたベイビーレイズは、決してマリーンズから挑発されたわけではないにも関わらず球場に乗り込み、始球式を直談判するという大胆な乗っ取りを計画した。
 しかし、始球式の出演者はすでに決定しているために、乗っ取りは失敗。だがメンバーの熱意が通じたのか、始球式で審判を務めることが認められた。

 さらに、会場正面ステージでライブを行なう許可をもらうこともできた。「挑発的な行動がベイビーレイズにも必要」との思いが見事、通じたのである。




 まずは試合前、QVCマリンフィールドの前に設置されているステージにてミニライブを決行。試合を見に来たマリーンズのファンやベイビーレイズファンを前に、なんとマスコットキャラクターのズーちゃんを巻き込んで大盛り上がり。『暦の上ではディセンバー』を含む全3曲を熱唱した。
 そして始球式。審判を務めたのは地元。千葉県出身でリーダーの傳谷英里香だ。傳谷は「プレイボール」と「ストライク」のコールを行ない、無事に始球式のサポートを果たした。

 傳谷は、「いろんな方が憧れる場所に立って、自分の声がマイクを通して会場に響き渡るのに感動しました! 次は始球式のピッチャーをやりたいです。いつ呼ばれてもいいように肩を作っておきます!」と意気込みを語った。
 ベイビーレイズは今後、7月2日に1stアルバム『自虎紹介』をリリース。7月13日には、公約の日本武道館公演に向けた一大ステップとなる、日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブを行なう。今年中に日本武道館にたどり着けるのか、ベイビーレイズの野望は尽きないようだ。

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