【速レポ】
『ランティス祭り』DAY1(5):
カバーコーナーに沸いた中盤戦
■ アイカツスターズ! ■
ここで清々しいSEが流れ、“サヨナラはいらない”と「We are STARS!!!!!」を贈れば、オーディエンスも精いっぱいの声援を返す。《夢は見るものじゃない 叶えるもの》《振り返らないで 行こう》と、全力でパフォーマンスし、“みんな手拍子して!”と煽る5人に応え、場内はクラップの嵐に。実は今日がステージ初披露であった「We are STARS!!!!!」について、りえは“私たちにとってすごく大切な曲”と、みきは“5人なので五角形をテーマに振りを作ってもらいました。五角形の点を結ぶと星になる! みんな星は見えましたか?”と問い掛け、満場の歓声を浴びる。ラストは“アイカツ、最高!”と客席とともにキメて、歌詞にある通り“次のステージ”への出発を祝した。
■ ALI PROJECT ■
一転、場内の空気を塗り替えるように荘厳なSEが鳴り、スモークの中からALI PROJECTが現れる。左右で妖しく舞うドラァグクイーンを従え、投下したのはお馴染みの「聖少女領域」(『ローゼンメイデントロイメント』OP主題歌)。ヒステリックなストリングスの音色と、綱渡りを急かされるような危ういメロディー、甘さを煮詰めて毒へと昇華させたような歌声のコンビネーションに、“少女”の純粋すぎるがゆえの狂気を描かせたら、やはり彼らの右に出る者はいないと実感させる。反面“最近アニメには関わっていないので、アニオタのみなさんには忘れられているかもしれませんが、私は生きてます!”“この曲を歌うと身も心も少女に戻ります…私もアイカツスターズ!に入りたい”というまさかのMCで、場内を爆笑の渦に。さらに“身も心も少女になったあとは、身も心も女王様になろうと思います”と、「跪いて足をお嘗め」(『怪物少女』エンディング主題歌)をドロップ。心をかき乱す、奇怪にして美麗な旋律と世界観を繰り広げ、唯一無二の存在感を示した。
text by 清水素子
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https://lantis.jp/20th/report.html
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