Dijon / Nicos Red Truck アトモスフ
ェリックなR&B〜エモ・ラップ・シー
ンとの共鳴をみせる一曲。LAのSSWに
よる、夏の余韻と郷愁を感じさせる新
シングル
曲の中盤まではメロウなR&Bといった内容ながら、後半からはビートが導入。現行のエモ・ラップ・シーンに共鳴するようなメロディアスなフロウ、さらには西海岸のインディ・ロック・シーンを牽引するMichael SeyerやBane’s Worldのようなローファイ・サウンドがたまりません。
Dijonは元々ワシントンD.C.付近で活動しており、その際に大学の同級生でもあり、現在ラッパーとして活動している Abhi The Nomad(https://www.abhithenomad.com/) との共作名義、 Abhi//Dijon(https://soundcloud.com/abhidijon) で2015年に『2014』、2016年に『Montana EP』をリリースしたことでも知られています。それ以前は10代の時に遊び程度でサンプリングなどでビート・メイクをしていた程度で、真剣に音楽活動に励むようになったのはAbhiと組んでからとのこと。
本シングルの前に「Violence」をリリースしており、「Nicos Red Truck」を含めた2曲は彼がLAへ移る前の最後の楽しくもあり、悲しい別れもあった夏の思い出を喚起させる意味を込めて作ったそうです。ぜひ合わせて聴いてみてください。
■Dijon: Twitter(https://twitter.com/dijondijon_) / SoundCloud(https://soundcloud.com/nojiddd)
Spincoaster
『心が震える音楽との出逢いを』独自に厳選した国内外の新鋭MUSICを紹介。音楽ニュース、ここでしか読めないミュージシャンの音楽的ルーツやインタビュー、イベントのレポートも掲載。