音楽史上、極めて重要な作曲家の一人といわれる楽聖ベートーヴェン。2015年、ベートーヴェンの半生と偉大なる名曲「交響曲第9番」誕生の感動を描き、喝采を浴びた舞台『No.9ー不滅の旋律ー』。傑作と称される本公演が、2018年11月11日(日)~12月2日(日)TBS赤坂ACTシアターにて再演される(その後、大阪、横浜、久留米を巡演)。本公演、そしてベートーヴェンの魅力をたっぷり伝える特別番組『
稲垣吾郎“運命”に出会う。 ~ウィーン ベートーヴェンの旅~』 がBS-TBSにて7月22日(日)朝10時から放送される。
ベートーヴェンとは一体どんな人物だったのだろうか? 本番組では、舞台『No.9ー不滅の旋律ー』でベートーヴェンを演じる稲垣吾郎が、ベートーヴェンが生涯の多くを過ごした<ウィーン>で天才の足跡を辿る。ゆかりのある場所を巡ることは、ベートーヴェンの魂の軌跡をなぞる旅にもなる。
例えば、ベートーヴェンが 1805年に初のオペラを演奏したアン・デア・ウィーン劇場、現存するその古くて荘厳な劇場を訪ね稲垣200年前に思いをはせる。はたまた、ベートーヴェンが3年間生活していた(ウィーンから車で 1 時間ほどの保養地)バーデンの家を訪ね、ベートーヴェンが使用していた本物のベッド、実際の洋服、その部屋を見る。そして、ベートーヴェンが遺書を書いた場所のハルゲンシュタットも訪ねる。そこから垣間見える、天才の姿……一方、傲慢で偏屈な激情家としても知られていたベートーヴェン、耳が聞こえなくなった作曲家は、いかにして数々の名曲を誕生させたのか? 遺書に記された天才の絶望と歓喜とは……? 稲垣吾郎が知られざる“人間ベートーヴェン”の魅力に迫る。
さらに、聞けば聞くほどベートーヴェンのスゴさがわかる、気鋭のピアニスト・
清塚信也と日本を代表する指揮者・
佐渡裕がベートーヴェンの音楽の魅力に迫るウィーンで行われたスペシャル対談も必見だ。舞台『No.9ー不滅の旋律ー』が観たくなる特別番組に期待だ。