【どついたるねん ライヴレポート】
『どついたるねんワンマンライブ
Let's Go Party!! 4649!』
2018年4月8日 at マイナビBLITZ赤坂
“巨大な遊び場”。そんな言葉を想起させた一夜だった。どついたるねんメジャー1stアルバム『どついたるねん』のレコ発ライヴがマイナビBLITZ赤坂で行なわれた。同作からの曲を中心に、どれもライヴ用にリアレンジされ、贈られたこの日。フロアーには無限のポジティブさと明日への活力が寄与され、結果、至るところに無数の笑顔の花を咲かせていた。
サポートギターを交え7人体制で臨んだこの日。「ポジ男」でのフロアーへのポジティブ爆弾投下を皮切りに、疾走サウンドで会場を並走させた「精神」、80's J-ROCKな「R☆」など新作『どついたるねん』の勢いチューンを連射し、頭から一体感や連帯感が作り出されていく。また、「ハッピーバースデイ」「いきなり三男坊」のゲストを迎えた各人のソロ曲をはじめ、中盤では仄かな幸せが場内に広がった「アイスクリーム」、アーバンなサウンドの上にメンバーが次々にラップをリレーした「such a sweet lady」、彼ららしく不器用に照れ隠しに感謝の気持ちが伝えられた「I♡リーダー」、《生きていればいいことある》と説き、この日はことさらそれが信憑性を帯び響いた「生きてれば」が多くの多福な場面を作り出す。
後半はさらに多彩さを魅せた。テンポアップでの盛り上がり必至だった「BOY」、ミラーボールが幻想的に回る中で歌われたメロウでスイートな「若者のすべて」、ファンタジーな気持ちに浸らせてくれた「返信」等も印象深く、本編ラストは「わたるちゃん2」がグローリーに鳴り響いた。そして、アンコールでは代表曲の連射と新作からのリレー曲「ストレッチ」が、これまでとこれからをつなぐように高らかに誇らしげに歌われる。元来、彼らは苦悩葛藤を経ての光や希望なんてまどろっこしい歓びの伝え方を選ばず、そのものずばり前向きで楽しくなれる曲だけを寄与してきた。なぜ彼らの歌は大団円感にあふれ、観た者を前向きさせ、活力を与えてくれるのか? 周りに咲いた繚乱の笑顔を眺めながら、改めてその答えに行き当たった自分がいた。
サポートギターを交え7人体制で臨んだこの日。「ポジ男」でのフロアーへのポジティブ爆弾投下を皮切りに、疾走サウンドで会場を並走させた「精神」、80's J-ROCKな「R☆」など新作『どついたるねん』の勢いチューンを連射し、頭から一体感や連帯感が作り出されていく。また、「ハッピーバースデイ」「いきなり三男坊」のゲストを迎えた各人のソロ曲をはじめ、中盤では仄かな幸せが場内に広がった「アイスクリーム」、アーバンなサウンドの上にメンバーが次々にラップをリレーした「such a sweet lady」、彼ららしく不器用に照れ隠しに感謝の気持ちが伝えられた「I♡リーダー」、《生きていればいいことある》と説き、この日はことさらそれが信憑性を帯び響いた「生きてれば」が多くの多福な場面を作り出す。
後半はさらに多彩さを魅せた。テンポアップでの盛り上がり必至だった「BOY」、ミラーボールが幻想的に回る中で歌われたメロウでスイートな「若者のすべて」、ファンタジーな気持ちに浸らせてくれた「返信」等も印象深く、本編ラストは「わたるちゃん2」がグローリーに鳴り響いた。そして、アンコールでは代表曲の連射と新作からのリレー曲「ストレッチ」が、これまでとこれからをつなぐように高らかに誇らしげに歌われる。元来、彼らは苦悩葛藤を経ての光や希望なんてまどろっこしい歓びの伝え方を選ばず、そのものずばり前向きで楽しくなれる曲だけを寄与してきた。なぜ彼らの歌は大団円感にあふれ、観た者を前向きさせ、活力を与えてくれるのか? 周りに咲いた繚乱の笑顔を眺めながら、改めてその答えに行き当たった自分がいた。
撮影:上西由華/取材:池田スカオ和宏