スピッツ

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9月に発売された最新アルバム『小さな生き物』がロングセールスを続けているスピッツから、まさにファン熱望ともいえるニュースが届いた。
2003年12月に期間限定生産品としてリリースされ、瞬く間に市場から姿を消したため、幻の作品として再発売が熱望されていたスピッツのライヴDVD『放浪隼純情双六 Live 2000-2003』が、廉価版として10年振りに再発売されることが決定した。

2000年~2003年の4年間に行われた4つのツアーから選りすぐりのテイクだけを集めた当時のライヴ集大成。9thアルバム『ハヤブサ』~10th『三日月ロック』の時代の作品を中心とした、ここでしか観られない貴重なライヴ・テイク(全25曲のうち14曲!)が満載だ。

ライヴDVD『放浪隼純情双六 Live 2000
-2003』ティザー映像

【10年振りの廉価版再発売に関して(ス
タッフコメント】

オリジナル・リリースから10年の歳月を経て廉価版にて再発売するいちばんの理由は、この10年の間に新たにスピッツのファンとなった皆さまからの強い要望です。観たくても観られない、入手出来ないという状態が続き、ご不便をおかけしてきました。

当時、なぜ限定生産としたのか、の経緯は以下の通りです。
2001年に発売した、デビューから10年間のスピッツのライヴ映像を総括した『ジャンボリー・デラックス LIVE CHRONICLE 1991-2000』があったため、そこと被らない選曲がマスト。結果、一般的なスピッツのライヴ作品というより、ちょっとマニアックな選曲になることが目に見えていた。つまり、初めてスピッツの映像作品を購入しようとしたとき、手に取るアイテムにはならない。カタログとしては「弱い」商品になるだろう、という考え。
それならば、ここに収録されたツアーを共有したことのある方を中心としたコア・ファンの皆さまに、より喜んでもらえるような商品となるように内容、仕様をシフトさせて行こう。そういう考えの結果、豪華仕様の限定盤という落としどころになった(基本的な考え方は最新アルバム『小さな生き物』のデラックスエディションと同じです)。Disc2に収録したオフショット映像や、通常のライヴ作品ではあまりピックアップされないMC部分をDisc1で使っているのもそういった理由から。

これまでリリースされてきたライヴ映像を時系列に見てみると、2011年発売の最新ライヴ作品『とげまる20102011』の初回ボーナス・ディスクで、2005年のツアー SPITZ JAMBOREE TOUR“あまったれ2005” の映像がお蔵出しされたことにより、『放浪隼純情双六 Live 2000-2003』に収録された4年間だけがすっぽりと市場から抜け落ちている形になっています。今となってはスピッツのライヴの歴史の中の貴重な記録として位置を占めていることになります。

多くの新規ファン、また発売当時買い逃した皆さまからの強い要望もあり、オリジナル・リリースからちょうど10年経った2013年12月、豪華ケースも無く、100頁写真集も無い、DVD1枚ものの廉価版として再リリースすることを決定しました。

なお、今回DVDのみのリリースということにしたのは、Blu-rayでリリースする意味が、クオリティ的にはほとんど無いという判断と、なるべく廉価で提供したい、との考えからです。

10年(と、ちょっと)前のスピッツ。4つのツアー、メンバーの様々な衣装、ヘアスタイル、それぞれのステージ美術や照明など、見所満載の約120分。
たいへんお待たせしました。どうぞお楽しみいただけたら、と思います。

スピッツ・ディレクター 竹内 修(wilsonic)

ライヴDVD『放浪隼純情双六 Live 2000
-2003』

2013年12月18日発売
UPBH-1356/¥3,280(税込)
2000年から2003年のスピッツ・ライヴの集大成!
<双六篇>
『SPITZ JAMBORE TOUR “双六2002-2003”』の模様を全17曲で再現。
<放浪隼純情篇>
ツアー『SPITZ JAMBORE TOUR “双六2002-2003”』『SPITZ JAMBOREE TOUR “隼2001”』『SPITZ HAYABUSA JAMBOREE TOUR “純情2001”』から厳選された8曲に加え、リハーサル、楽屋風景など、オフショットを収録。

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