YOSHIKI、紅白歌合戦の視聴率急上昇
の裏で、悲しいトラブルあり

2017年12月31日、大晦日に行われた第68回NHK紅白歌合戦では様々な見どころがあったわけだが、やはりそのひとつに、まさかのドラム復活をみせたYOSHIKIのパフォーマンスが挙げられる。番組スタートから30%台で低迷していた視聴率をぐんと40.4%まで跳ね上げたのは、X JAPANの登場とYOSHIKIのドラム復活がきっかけだったのだ。
紅白歌合戦においても大いなる影響を与えたX JAPANだったが、実は番組の現場でYOSHIKIは大きなショックを受けていた。というのも、YOSHIKIが年末年始の多くのバラエティ番組や歌番組に出演しているのは、ドキュメンタリー映画『WE ARE X』のプロモーションのためだが、紅白歌合戦の現場では番組側の都合で急遽『WE ARE X』の紹介部分がごっそりカットされてしまっていたのだ。X JAPANパフォーマンス前のMCトークで触れる予定だったもので、この日のYOSHIKIにとって1番話してもらいたいと考えていた部分が完全になくなってしまう事態となっていた。
紅白歌合戦を盛り上げるため、この日をドラム復帰の場に選び、YOSHIKIは当日の朝までドラムの練習に励んでいた。更に出演者全員での合唱曲「いつでも夢を」のピアノ演奏も担当し、タイトな時間の中でアレンジも手掛けて本番に臨んだ状況だった。番組に尽力し貢献をみせたYOSHIKIだったが、唯一希望していた場面が時間調整のために削られてしまったのは、さすがに大きな落胆だったようで、これには関係各所からも同情の声があがっていたという。意気消沈することなく笑顔でエンディングを迎えていたYOSHIKIだったが、生放送ならではのドタバタ劇に巻き込まれていたというのが、隠された事実だ。

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