【フジファブリック】
『フジフレンドパーク 2017』
2017年7月1日 at Zepp DiverCity To
kyo
4年目のフジフレンドパークは、大阪と東京で計3公演の開催となった。山内総一郎(Vo&Gu)曰く“フジファブリックが友達か友達になりたい人をお招きしている”2マンツアー。東京2日目のこの日は、“名曲揃いです”という山内の言葉通り、まずフジファブリックが「若者のすべて」他、新旧の人気曲の数々を1時間畳み掛けるように演奏したあと、ハナレグミのバッキングをフジファブリックが務めるという、この2マンツアー史上初の試みとなる共演が実現した。
SUPER BUTTER DOG時代の「サヨナラCOLOR」も含む名曲の数々。盛り上がらないわけがない。曲の世界観をダイナミックに描いた切ないバラード「おあいこ」をはじめ、ハナレグミのソウルフルな歌を引き立てるフジファブリックの演奏も観どころだった。予定になかったくるりの「男の子と女の子」のカバーでは、山内が即興で見事なスライドギターを重ね、これには無茶振りしたハナレグミも“隣にライ・クーダーがいるかと思った!”と大感激。そして、両者の曲が入り混じる熱狂のメドレーに観客はダンス、ダンス。その興奮は頂点に! “普段、絶対やらないことをやりたかった”(山内)という試みは期待以上の大成功を収めた。
次回は何が飛び出す!? このライヴを観てしまったらファンの期待は絶対、高まるはず。加藤慎一(Ba)がウッドベース、金澤ダイスケ(Key)がアコーディオンを弾き、全員でマイク1本を囲んで歌ったアンコールの「ルーティーン」と「家族の風景」…しっとりとしたアコースティックセットは、プレミアムという言葉が相応しいものだった。
SUPER BUTTER DOG時代の「サヨナラCOLOR」も含む名曲の数々。盛り上がらないわけがない。曲の世界観をダイナミックに描いた切ないバラード「おあいこ」をはじめ、ハナレグミのソウルフルな歌を引き立てるフジファブリックの演奏も観どころだった。予定になかったくるりの「男の子と女の子」のカバーでは、山内が即興で見事なスライドギターを重ね、これには無茶振りしたハナレグミも“隣にライ・クーダーがいるかと思った!”と大感激。そして、両者の曲が入り混じる熱狂のメドレーに観客はダンス、ダンス。その興奮は頂点に! “普段、絶対やらないことをやりたかった”(山内)という試みは期待以上の大成功を収めた。
次回は何が飛び出す!? このライヴを観てしまったらファンの期待は絶対、高まるはず。加藤慎一(Ba)がウッドベース、金澤ダイスケ(Key)がアコーディオンを弾き、全員でマイク1本を囲んで歌ったアンコールの「ルーティーン」と「家族の風景」…しっとりとしたアコースティックセットは、プレミアムという言葉が相応しいものだった。
撮影:河本悠貴/取材:山口智男
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