【The ROOTLESS】『The ROOTLESS On
eman Live ―GUITANITY DANCE―』20
12年7月22日 at 渋谷WWW
チケット購入者限定で配信された2曲に加え、未発表曲6曲を織り交ぜ、現在のThe ROOTLESSのモードを体感できた本公演。野畑 慎(Vo)は“新曲をみんなと自分たちしかいない、この場所で初披露したかった”とワンマンライヴへの思いを述べた。ムーディーな雰囲気を醸し出しながら会場を揺らしたオープニングナンバーから思わず拳を突き上げたくなった熱量の高いロックチューン、口ずさむだけで楽しい気持ちになれる爽快なナンバーなど、未発表曲はどれもライヴの即戦力になるものばかり。楽器隊もエモーショナルなプレイで攻め立て、各プレイヤーのせめぎ合いが痛快だ。結成当初を振り返ってのアコースティックスタイルでは新曲2曲を丁寧に紡ぎ、優しく会場を包み込むと、最後は「さよならの前に」のコール&レスポンスで観客との絆を深めた。