【androp】『one-man live tour “a
ngstrom 0.3 pm”』2011年5月28日 a
t SHIBUYA-AX
メディアへの露出もほとんどなく、メンバーの名前すらはっきりと公表されていない状態でありながら、音楽そのもので多くの支持を集めてきた4人組ロックバンドandrop。彼らが、今年2月リリースのニューアルバム『door』を引っ提げてのワンマンツアー『angstrom 0.3 pm』を行なった。全公演即日ソールドアウトした今回のツアーファイナルのSHIBUYA-AXは超満員。暗いステージから光を放つように、繊細なメロディーとタイトなサウンドが響く「Tonbi」からライヴはスタートする。映像、ライティングと4人の演奏が絶妙なマッチングを見せながら、音源とはまた違う躍動感あふれるサウンドを聴かせていく彼ら。パワフルかつ切れのいい「Amanojaku」、シンセの浮遊感漂う「Q.E.D.」、センチメンタルでスローな新曲「Noah」など、抑揚を付けながら1本のストーリーを描くようにライヴは進む。ポストロック、シューゲイザーなどの影響を見せつつ、ポップセンスとメロディーの際立つandropの世界観に、全てのオーディエンスが引き込まれていたのは間違いないだろう。
アンコールで「Image Word」を披露した後、ファンから“メンバー紹介してください!”の声があがり、メンバーそれぞれが思わず自己紹介する場面も。ラストは穏やかさとパワフルさを伴なう「March」で締め括った。
バンドの表現力の豊かさ、和やかなメンバーの雰囲気も伝わったこの日のライヴは、andropがここからさらに大きく羽ばたくことを確信させる可能性に満ちていた。秋には新譜のアルバムを携えたライヴハウスツアーを行なうとのこと。
アンコールで「Image Word」を披露した後、ファンから“メンバー紹介してください!”の声があがり、メンバーそれぞれが思わず自己紹介する場面も。ラストは穏やかさとパワフルさを伴なう「March」で締め括った。
バンドの表現力の豊かさ、和やかなメンバーの雰囲気も伝わったこの日のライヴは、andropがここからさらに大きく羽ばたくことを確信させる可能性に満ちていた。秋には新譜のアルバムを携えたライヴハウスツアーを行なうとのこと。
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