【ミソッカス】『ミソッカス「統一さ
れた混沌(カオス)」リリースツアー
Final Series』2014年9月15日 at 新
代田FEVER
2014年、和装を脱ぎ捨てバンド名をカタカナ表記に変更し、新たに生まれ変わったミソッカス。7月にリリースしたミニアルバム『統一された混沌(カオス)』を引っ提げて行なったツアーのファイナルシリーズ東京公演では、さらなる進化を遂げたミソッカスを見せ付けた。
“踊る準備はできてますか!?”(デストロイはるきち/Vo&Gu)と始まる前からすでに熱を帯びていた会場にメタルナンバー「お願いGOD」放つと、オーディエンスは拳を突き上げ、飛び跳ねる。心のすれ違いなどに対するストレートなメッセージが胸に迫る、新生ミソッカスを提示する1曲目となった「シャイニングイリュージョン」を披露したかと思いきや、まくしたてるように歌う「マッドシュリンプス」からライヴでは定番の「ム○ンライト伝説」など、再びスピード感あふれる展開に会場を巻き込む。
そんな中、ライヴで演るのは初めてだというミディアムナンバー「little by little」が聴けたのも、いつもより長めのステージとなったこの日ならでは。続くバラード「太陽の塔」では、マイクのみに神経を集中させるはるきちのヴォーカルとバンドが打ち鳴らす壮大なサウンドにオーディエンスも静まり返り、じっと聴き入る。そこから一転して、熱気を再び取り戻すかのようにアップチューンを繰り出す。新旧織り交ざることで、彼らの楽曲は止めどなく幅が広がり続けているのだと身をもって実感した。ダンサブルでポップに突き抜けた楽曲はもちろん、ところどころに泥臭さも感じるヒネリの利いた趣向でありながらきちんとバランスが保たれており、何よりジャンルにとらわれていない。そんなミソッカスサウンドの多彩さにつくづく感服されたのであった。
コール&レスポンスで十二分に熱を高めてから始まった「ホリデイ」では人が入り乱れ、曲中に待ってましたと言わんばかりに自然とサークルができた会場に、“この曲は進化してるんだよ!”と告げたはるきち。一旦サークルを治めて会場のオーディエンス座らせると、はるきちの合図で曲の再開とともに一斉にジャンプ! 誰もが圧倒される一体感にあふれた光景を見せた後は、鳴り止まない拍手に応えたアンコールで「ワルイトモダチ」を披露。現代の音楽の中で自らのサウンドを追求し続けるミソッカスに、今後も期待は高まるばかりだ。
“踊る準備はできてますか!?”(デストロイはるきち/Vo&Gu)と始まる前からすでに熱を帯びていた会場にメタルナンバー「お願いGOD」放つと、オーディエンスは拳を突き上げ、飛び跳ねる。心のすれ違いなどに対するストレートなメッセージが胸に迫る、新生ミソッカスを提示する1曲目となった「シャイニングイリュージョン」を披露したかと思いきや、まくしたてるように歌う「マッドシュリンプス」からライヴでは定番の「ム○ンライト伝説」など、再びスピード感あふれる展開に会場を巻き込む。
そんな中、ライヴで演るのは初めてだというミディアムナンバー「little by little」が聴けたのも、いつもより長めのステージとなったこの日ならでは。続くバラード「太陽の塔」では、マイクのみに神経を集中させるはるきちのヴォーカルとバンドが打ち鳴らす壮大なサウンドにオーディエンスも静まり返り、じっと聴き入る。そこから一転して、熱気を再び取り戻すかのようにアップチューンを繰り出す。新旧織り交ざることで、彼らの楽曲は止めどなく幅が広がり続けているのだと身をもって実感した。ダンサブルでポップに突き抜けた楽曲はもちろん、ところどころに泥臭さも感じるヒネリの利いた趣向でありながらきちんとバランスが保たれており、何よりジャンルにとらわれていない。そんなミソッカスサウンドの多彩さにつくづく感服されたのであった。
コール&レスポンスで十二分に熱を高めてから始まった「ホリデイ」では人が入り乱れ、曲中に待ってましたと言わんばかりに自然とサークルができた会場に、“この曲は進化してるんだよ!”と告げたはるきち。一旦サークルを治めて会場のオーディエンス座らせると、はるきちの合図で曲の再開とともに一斉にジャンプ! 誰もが圧倒される一体感にあふれた光景を見せた後は、鳴り止まない拍手に応えたアンコールで「ワルイトモダチ」を披露。現代の音楽の中で自らのサウンドを追求し続けるミソッカスに、今後も期待は高まるばかりだ。
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