オジサンが簡単に挑める女子うたのコ
ーラス指南CD「コーラスやろっ！」発
売

アメリカで爆発的なヒットを続けるTVドラマ『glee』や、老人ロックコーラス団を描いた映画『ヤング＠ハート』など数年前から、ロック／ポップスを題材にしたコーラスがちょっとした話題となっているが、＜日本版glee＞と呼ぶには異色過ぎる女性シンガーのJ-POPやニューミュージックの名曲を、男声4声で歌ったコーラス指南CD『コーラスやろっ！ オトナの部活　〜男子、女子を歌う編〜』が7月27日にリリースされる。

コーラスや合唱といえば、女性のコミュニティやサークル活動がよく知られているが、最近は男性にも波及。カラオケ・ボックスに複数で集まってコーラスの練習に勤しむ男性が急増中、さらに徳永英明の「VOCALIST」シリーズの大ヒット以降、女性シンガーの楽曲に挑戦するのがトレンドだとか。

そんなニーズにこたえてリリースされたCDがこの『コーラスやろっ！』だ。収録曲は30〜50代の男子世代に懐かい80〜90年代にヒットしたJ-POP、歌謡曲、ニューミュージックの名曲15曲を、コーラスの知識が無い人でも簡単に歌えるよう第1＆2テノール、バリトン、バスの4声にアレンジ。歌っているのは学生コーラスの人気＆実力No.1の慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団で純粋にコーラスのCDとしても楽しめる。

特筆すべきは「凄まじい」という表現が正しいだろうアレンジの数々だ、あの『六本木心中』『フレンズ』『今すぐkiss me』等の、あの有名なイントロ・メロディを「口メロ」にアレンジ。唄始まりまで待てない、せっかち派には嬉しい気配り。さらにCD-EXTRA仕様で各パートの譜面も収録されているので、楽譜が読めなくても、なんとなく自分がどこを唄っているかは、把握できるよう配慮もされている。

配信盤では各パートを除いたマイナス・ワン・カラオケまで用意し、おひとり様の練習対策も抜かりないという。また8月1日からは全国のカラオケルーム・ビッグエコーでも、このCDに収録された楽曲が歌えるとの事。

8月1日には新宿タワーレコードにてインストア・イベントも決定した。慶應ワグネルのお兄さん達がCD収録曲を披露。司会には、あのお騒がせのカルト・アイドル、バニラビーンズが担当する。

コーラスやろっ！
オトナの部活　〜男子、女子を歌う編〜/
合唱：慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
CD:TKCA-73666 　¥2400(税込価格）
2011年7月27日発売
※CD-EXTRA仕様にて各曲のパート譜面付き
※イラスト：備前安規/監修：おおひなたごう

＜収録曲（オリジナル盤の発売日）＞
01.DESIRE -情熱-（1986年2月3日）
02.時をかける少女（1983年4月21日）
03.六本木心中（1984年10月5日）
04.淋しい熱帯魚（1989年7月5日）
05.CAT'S EYE（1983年8月5日）
06.フレンズ（1985年10月21日）
07.Diamonds （1989年4月21日）　
08.嵐の素顔（1989年5月3日）
09.卒業写真（1975年6月20日）
10.My Revolution（1986年1月22日）
11.ロマンスの神様（広瀬香美/1993年12月1日）
12.ダンシング・ヒーロー EAT YOU UP （1985年11月21日）
13.今すぐ Kiss Me （1990年2月7日）
14.翼の折れた天使（1985年4月21日）
15.赤いスイートピー（1982年1月21日）
※CD-EXRTAに全曲譜面収録

＜コーラスやろっ！　インストア・イベント＞
日時：2011年8月1日（月）　19：00〜　（観覧無料）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
会場：タワーレコード新宿店7F イベントスペース
出演：慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
司会：バニラビーンズ