Sexy Zone、紅白出場はなぜ5人に?
 メンバー勢揃いの理由と見どころを
探る

(参考:Sexy Zoneがミスチルを抜いたCDシングルランキングをどう考える? さやわかが歴史的視点から提言)

 Sexy Zoneは今年、メンバーの中島健人、菊池風磨、佐藤勝利の3人を軸にした新体制で活動を行っていたが、この日は松島聡、マリウス葉を加えた5人で報道陣の前に登場。「紅白は5人でいくんですね」と呼びかけられると、松島は「もちろんです」と応え、ほかのメンバーも大きくうなずいた。

 このタイミングでメンバー5人でパフォーマンスを披露することには、どんな狙いがあるのか。そしてその見どころはどこなのか。ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏に話を聞いた。

「Sexy Zoneは今年、新体制で活動を続け、松島がリーダーを務めるSexy 松(Show)と、マリウスがリーダーを務めるSexy Boyzといった派生ユニットを生み出したほか、メンバーが流動化するグループとなることを宣言していましたが、ファンの反発はとても強く、一部ではCDの不買運動なども起こっていました。12月3日に放送された『2014 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)に3人で出演した際、デビュー曲の「Sexy Zone」を歌ったことも、ファンの間では物議をかもしていました。今回、5人での出演となったのは、やはりそうしたファンの意見を受けた部分も大きいかと思います。今回の出演を受けて「やはりSexy Zoneは5人じゃないと」というムードが高まれば、来年からは改めて5人で活動していくことになる可能性もあるのではないでしょうか。運営側としては、今後の活動方針を決定するうえでも、一度紅白で様子を見たいというところもあったのかもしれません」

 また、この一年は試行錯誤があったものの、グループにとっては良い経験になったと、同氏は続ける。

「図らずもこの一年の試行錯誤があったからこそ、今回の紅白出場は一層の注目を集めました。グループとしてのアイデンティティや、メンバー個々の役割などを見つめ直すうえでも、この一年が有意義なものだったことも確かでしょう。実際、松島とマリウスの成長は著しく、パフォーマンス面やメンタル面はもちろん、ひとりの男性としても魅力を増しました。マリウスは身長がぐんと伸びましたし、松島もかなり男前になっているので、視聴者はびっくりするかもしれませんね。今回の放送ではきっと、この一年が無駄ではなかったことを証明してくれるのではないかと思います」

 久しぶりに5人でのTV出演を果たすSexy Zoneは、どんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。(松下博夫)

アーティスト

リアルサウンド

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着