4月12日同時公開「クラユカバ」＆「
クラメルカガリ」の予告編＆メインビ
ジュアル披露

アニメハック

2024年02月29日 08:00

　両作品は短編アニメ「甲鉄傳紀」シリーズで知られる塚原重義が原作・脚本・監督を務める長編アニメーション。塚原初の長編作品「クラユカバ」は、構想10年を経て2023年に開催された「ファンタジア国際映画祭」に出品され、長編アニメーション部門で観客賞・金賞を受賞した。最新作「クラメルカガリ」は、「デュラララ!!」の原作者として知られる成田良悟氏による「クラユカバ」のスピンオフ小説がストーリー原案となっている。

(c) 塚原重義／クラガリ映畫協會　「クラユカバ」の予告編では、「チャラン・ポ・ランタン」の書き下ろし新曲「内緒の唄」が流れるなか、探偵の荘太郎（CV：神田伯山）が集団失踪事件の謎を追って、警察の力も及ばない「クラガリ」へと足を踏み入れていく不穏な様子を収録。荘太郎は装甲列車「ソコレ」に搭乗するタンネ（黒沢ともよ）ら「鬼の四六三」部隊と出会い、クラガリを牛耳るギャング「福面党」との大抗争に巻き込まれていく。メインビジュアルには、「あなたもクラガリに曳（ひ）かれている」というキャッチコピーとともに、クラガリの奥底へと落ちていく荘太郎と、メインキャラクターたちの姿が描かれている。

　「クラメルカガリ」の予告編は、オーイシマサヨシが歌う主題歌「僕らの箱庭」にのせて、物語の舞台となる炭鉱の町「箱庭」の日常が垣間見えるコミカルな映像。日々変化する箱庭の地図づくりを生業とする地図屋（つむぎ）の少女・カガリ（佐倉綾音）や、幼なじみのユウヤ（榊原優希）らメインキャラクターが次々と登場し、町の一角が爆発したり地下から謎の重機が飛び出してくるといった大騒動が巻き起こる様子が収録されている。メインビジュアルは「町は変わる。私も変わる。」というキャッチコピーとともに、地図とランプを持ったカガリの姿を描いたイラスト。その背後にはユウヤや伊勢屋（大塚剛央）、栄和島（細谷佳正）、シイナ（森なな子）、飴屋（悠木碧）らメインキャラクターと、そびえたつ本棚や夕暮れに染まる市場などが描かれている。