長良グループ創立60周年記念イベント
開催、ささきいさお、グッチ裕三、田
川寿美、水森かおりら全12組が競演

故会長・長良じゅん氏(享年74)が1963年に「長良事務所」を設立してから2023年で「長良グループ」が創立60周年を迎えたのを記念して本日2月9日(金)東京・台東区の浅草公会堂で<長良グループ創立60周年記念 NAGARA FESTIVAL “NEXT STAGE”>が開催された。

この日は、ささきいさお、グッチ裕三のベテラン勢をはじめ、人気演歌歌手の田川寿美水森かおり、若手歌手の岩佐美咲、はやぶさ、辰巳ゆうと、中野みやび、若手俳優の財木琢磨、村上愛花、有沙瞳、磯部杏莉という長良グループ所属のアーティスト全12組が一堂に会してのビッグイベントとして行われたもの。なお、出演予定だった大信田礼子は体調不良のため、当日急遽欠席となった。

開演に先立ち、田川は「60周年の約半分、32年在籍させていただいていますが、その間でも時代はどんどん変化しています。いまの令和の時代に合った演歌・歌謡曲で歌好きの皆さんに元気になっていただけるような歌をみんなで頑張って伝えていきたい」。

水森は「演歌の歌い手の皆さんとご一緒させていただく機会は多いんですけれども、なかなかお会いすることのない俳優班の皆さんとも、同じステージに立たせていただけるのがすごく刺激的で、ささきさんとグッチ裕三さんの重鎮に支えていただいて楽しいひとときになると思います。先輩方が歩いてこられた長良グループを私たちでもっともっと盛り上げていけたら……」。

ささきは「僕が(事務所に)入ったのは22年前ですが、そのころは演歌が90パーセント以上でした。でもいまはいろんなジャンルの方が増えて、若手がどんどんいろんな方面で活躍されているので、これからますます長良グループは多方面で活躍されるのではないかと期待しています」。

グッチ裕三は「僕は30年ぐらいお世話になっていますが、(在籍以降は)テレビ局のプロデューサーやディレクターがものすごく感じよくなって、気を遣ってくださっています(笑)。本日は、60周年おめでとうございます」とコメント。
約1,000席の会場は、各アーティストの熱烈なファンらで満席となり、西寄ひがしが司会を務める中、オープニングは「1コーラスメドレー」と題して、辰巳が「下町純情」、水森が「日向岬」、岩佐が「無人駅」はやぶさが「ヨコハマ横恋慕」、田川が「女…ひとり旅」、グッチ裕三が「ボラーレ」、ささきが「宇宙戦艦ヤマト」を歌唱。

長良グループの歴史がスクリーンで紹介された後、カバーコーナーに続くポップス・ミュージカルコーナーでは、中野が「千本桜」、財木が「僕こそ音楽」、磯部が「フライディ・チャイナタウン」、有沙が「Let it Go」などを歌唱。

「長良プロが産んだヒット曲」と題したコーナーでは、山川豊氷川きよしからの各手紙が読み上げられた後、辰巳が「きよしのズンドコ節」、はやぶさが「アメリカ橋」、水森が「鳥取砂丘」、田川が「女人高野」を披露。

終盤の「新曲コーナー」では、大滝ひかる(ヒカル)が「あの日の花吹雪」、駿河ヤマト(ヤマト)が「ズルい男に乾杯!!」、そして、ベテラン俳優・中村玉緒からの手紙が読み上げられた後、辰巳が「星くずセレナーデ」、田川が「下田の椿」、岩佐が「アキラ」、はやぶさが「赤坂レイニー・ナイト」、水森が「三陸挽歌」を熱唱し、フィナーレは出演者全員で「明日はいい日」を歌い、全33曲のバラエティーに富んだプログラムで最後まで満員の客席を楽しませた。

演歌・歌謡曲だけではなく、幅広いジャンルでの活躍が期待されるタレントが集結し、タイトルにある「NEXT STAGE」を感じさせるようなビッグイベントは終始、盛り上がりを見せていた。

(提供:サンニュース)

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