【NICOLE インタビュー】
運命はタイミングだと語る
NICOLEのニューシングルが完成!
KARAとしての活動も再始動し、ソロアーティストとしても精力的に楽曲をリリースし続けているNICOLE。先日発売された日本でのニューシングル「GRAVITY」についての他に、キーワードとなっている“運命”についても訊いた。
歌詞が好みにフィットしたので
歌いやすかった
昨年11月には日本での初となるファンコンツアーが開催されましたが、久しぶりのイベントはいかがでしたか?
久し振りにみなさんの前でいろんな曲を歌うことができてすごく楽しかったです。やはりコンサートは来てくれたファンのみなさんにエネルギーをあげるだけでなく、もらうことができるので、とても大切な場所です。2024年はさらに大きなところでより多くのファンのみなさんの前で歌えたら嬉しいですね。
そして、12月にニューシングル「Gravity」が発売されました。今作はどのように選曲されたのでしょうか?
前作「Selfish」(2023年5月発表のシングル)の制作中にいろんな音楽を聴きながら、“こういうスタイルをやってみたいな”と思ったものを参考にしただけでなく、私の中で歌ってみたいジャンルがたくさんあるので、その中から選んでいきました。この「Gravity」の楽曲のようなアフロファンクというジャンルも昔からやってみたいと思っていたんです。
すごく印象的ですよね。
カッコ良いですよね。パフォーマンスも、そのジャンルのイメージを膨らませて作っていきました。メロディーがあまりないからこそ、振り付けもダンスが大事だと思ったので、そこを中心に作っていきましたね。結果的により盛り上がれるパフォーマンスになったと思います。
MVも観させていただきましたが、美しさと強さを感じました。撮影はいかがでしたか?
「Selfish」のMV撮影はあまりのダンスの激しさに大変だったんですが、今回は順調に撮影することができました。それにレコーディングもすごく順調で、スムーズに終わったんです。夏頃からヴォーカルレッスンが始まり、より歌うことに対しての意識が変化したからこそ、早く終わったんじゃないかなと思っています。
ヴォーカルレッスンをしたことでどんな変化がありましたか?
やはり歌い方は変わりました。曲が変わるごとに“どう歌うか?”という取り組み方はすごく大切なので、ヴォーカルレッスンは絶対に必要なものなんです。だから、これからも積極的に続けていきたいですね。
前回のインタビューで「Selfish」の歌詞の主人公の女性には共感ができないと言っていましたが(笑)、今回の歌詞の主人公には共感できましたか?
あははは。今回の歌詞は最初から相手にハマってしまい、“私たちは運命だよ”と言っているはっきりとした主人公なので、私の性格にも合っていると思います(笑)。そういう意味では、歌詞がすごく私の好みにフィットしたので歌いやすかったですね。
お気に入りのフレーズを教えてください。
《この先どんな困難があっても/あなたと超えていきたいの》というフレーズはすごく好きですね。この曲のレコーディングでは日本語がすごく多いので、発音や言い回しなどにもこだわりました。それに、最初から日本語が多いことは分かっていたので、そのぶん練習をたくさんしたんです。それもあってレコーディングはスムーズに成功しました。自分が苦手なのはどんなところなのか、その苦手をどう乗り越えていくのかということを理解しながら取り組む大切さを改めて実感しました。
ライヴでこの曲を観るのがすごく楽しみです。
レコーディングやMVの撮影はすごくスムーズでしたが、ライヴのためのステージを用意することは体力的に不安でした。でも、練習すればするほどどんどんタフになってきて、今は問題なくパフォーマンスができるようになりました。
素晴らしい!
最初は曲の後半になると体力を使いすぎて顔が赤くなっていたんですが、練習を重ねるうちに慣れてきて、今はもう大丈夫になりました。ここでも練習の大切さも実感しましたね。
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