岡﨑彪太郎「回を重ねるごとに良いも
のをお届けできれば」~羽野晶紀、橋
本さとし共演のリーディングアクト『
一富士茄子牛焦げルギー』2023年上演
版が開幕

2023年12月21日(木)大阪・松下IMPホールにて、リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』2023年上演版が開幕し、舞台写真が届いた。
リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』は、画家・絵本作家のたなかしんが2019年に新聞連載として執筆し、第53回日本児童文学者協会新人賞を受賞した『一富士茄子牛焦げルギー』(いちふじなすうしこげるぎー)を原作とし、河原雅彦が「朗読と演劇の中間」とも言える「リーディングアクト」という特殊な形式で演出。3人の俳優が“ぼく”と“おとん”と“おかん”を演じ、時に“語り部”や“ぼくの親友”ともなり、朗読の「声」で紡ぐ世界と、キャストが互いに視線や言葉を交わす「演技」で紡ぐ世界の、両方が体感できる作品だ。
初演(2021年1月)は“ぼく”を小柴陸、“おとん”を生瀬勝久、“おかん”を沢口靖子が演じ好評を得え、再演(2022年12月)では、小柴陸が続投、新キャストとして、“おとん”を橋本さとし、“おかん”を羽野晶紀が演じた。2023年上演版は新キャストとして、“ぼく”にLil かんさい(りとるかんさい)の岡﨑彪太郎を迎え、橋本さとし、羽野晶紀は続投。
(左から)岡﨑彪太郎、橋本さとし
おとん、と、ぼく。父子2人の年始の朝から、物語は始まる。餅を焼きながら聞いていたおとんの夢の話は奇想天外だった。おとんは、夢の中に出て来た「富士山」に「夢をえてあげる」と言われ、とっさに「餅が焦げないようにしてほしい」とお願いしたと話す。そんな馬鹿げた話を聞きながらオーブンの中を見ると、餅は…一向に焦げていなかった…。
岡﨑彪太郎
岡﨑彪太郎の“ぼく”は、ひとりの少年の、出会い、別れ、悲しみ…成長期に体験する様々な思いや葛藤を、瑞々しく真っ直ぐに、そして情熱的に演じる。羽野晶紀は、笑いの絶えない家族の真ん中にいる“おかん”を朗らかに生き生きと演じる。そして、“おとん”の橋本さとしは、冗談ばかり言いながらも、心の奥に苦悩を押し込み、息子に温かい眼差しを向ける父を好演。
橋本さとし
羽野晶紀
ユーモラスでファンタジックな世界観でありながら、親が子を、子が親を思う気持ちに、心が動かされる。寒い冬に心をほっこりとさせてくれる一作となるだろう。
なお、本公演は、12月24日(日)まで大阪・松下IMPホール、12月26日(火)~28日(木)東京・草月ホールにて上演。
岡﨑彪太郎 コメント
無事『一富士茄子牛焦げルギー』幕を開けることができました! 初の外部舞台ということで、とても緊張しており、至らない部分はまだまだあるのですが、演出の河原さんや共演者の御二方、その他にも様々なスタッフさんがとても温かく、安心して舞台に立つことができました。ストーリーはファンタジーでありながら現実的な部分があり、自然とお話に惹き込まれていきます。
背景の絵も素敵ですので、お越しいただく方はぜひそちらにも注目してほしいです!
回を重ねるごとに良いものをお届けできればと思っています。

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