the shes gone『RUSH BALL 2023』ラ
イブレポートーーすっかり秋模様の泉
大津に響いた、爽やかなグッドメロデ

『RUSH BALL 2023』the shes gone
『RUSH BALL 2023 25years Goes On!』の最終日。あんなに暑かったDAY1、DAY2に比べると少し気温が下がり、空に浮かぶ雲の形もすっかり秋模様。アキアカネが飛び交う景色は夏の終わりを感じさせる(とはいえまだまだ暑い)。DAY3のオープニングアクトで最初の音を鳴らすのは、2019年の『RUSH BALL☆R』から『RUSH BALL 2021』のATMCへと歩みを進めてきたthe shes gone。今年はバンド体制の変化もあった彼らだが、その躍進ぶりは言うに及ばず。
the shes gone
the shes goneにとって2度目の『RUSH BALL』は、サポートに松田ナオト(Ba)を迎えての編成。兼丸(Vo.Gt)が「最低だなんて」をゆったりと歌い始め、「さあ、『RUSH BALL』最終日ですよ! 皆さんいけますか! いくぞ!」と叫んで勢いを加速。疾走感たっぷりに熊谷亮也(Dr)が繰り出すビートに牽引されて、オーディエンスの手も挙がる。
続く「シーズンワン」では、マサキ(Gt)のキャッチーで秀逸なギターリフが遺憾なく発揮される。軽やかな指先タッチから音が紡がれる様子は魔法のようだ。そして9月13日(水)にリリースされる新曲「きらめくきもち」をまっすぐに披露した。凛々しさと力強さは2年前と変わらぬまま、より進化した堂々たるパフォーマンスで、バンドとしての成長もしっかりと感じさせた。
the shes gone
「『RUSH BALL☆R』の時から出させていただいてて、そこにドラマを作っていただいて。僕らも『RUSH BALL』という素晴らしいイベントを盛り上げていこうと思ってやってまいりました。今日絶対良い日だなと思えるよう、一生懸命歌って帰りたいと思います」(兼丸)
ラストは『RUSH BALL 2021』で新曲として披露され、今や彼らの代表曲となった「ラベンダー」を丁寧に歌い上げた。最後に「またどこかではなく大阪で、『RUSH BALL』でお会いしましょう」(兼丸)と力強く放ち、大切な4曲をオーディエンスの胸に響かせた。
取材・文=久保田瑛理 撮影=松本いづみ
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『RUSH BALL 2023』the shes gone
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