「転職の魔王様」“来栖”成田凌の核
心を突いた言葉に「染みる」の声　「
成田凌が最後にいいことを言う」「私
も来栖さんに面談してほしい」

成田凌が主演するドラマ「転職の魔王様」（カンテレ・フジテレビ系）の第３話が、７月31日に放送された。

　本作は、“転職の魔王様”の異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣（しんらつ）な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる、お仕事ドラマ。（※以下、ネタバレあり）

　大手食品会社に勤める笹川直哉（渡邊圭祐）は、大学の部活動で培った体育会系のノリの良さを生かし、健康食品部門の営業として働く入社４年目。

　上司のむちゃな要求に応え、取引先との接待では若手として気を配り、場を盛り上げるために身を削ることも少なくないが、それでも仕事にやりがいを感じ、会社の利益につながる働きをしていると自負していた。

　しかし、会社はそんな自分の仕事ぶりを正当に評価してくれず、次第に不満を感じるようになった笹川は、転職を考える。

　来栖（成田）と共に笹川と面談した千晴（小芝風花）は、営業のかがみともいえるほど明るく前向きな笹川に好印象を抱き、企業が欲しがる人材だと確信する。

　しかし、来栖は一つ気になることがあり、「その仮面、いつまでつけ続けるおつもりですか？」と核心の突いた言葉を、笹川に投げ掛ける。

　今回は、“上司に受けのいい人間”を演じてきた笹川が、仮面を外した素の自分の姿で転職活動に臨めるように、来栖が指南する様子が描かれた。

　放送終了後、SNS上には、「来栖さんの『人は得意なことは自然とやってしまうから、自分では気付きにくい』というせりふが刺さった」「心に染みた。いつも最後の方で、成田凌がすごくいいことを言うんだよな」「来栖さんが言うように、自分自身としっかり向き合いたいなと思った。私も来栖さんに面談してほしい」などの声が投稿された。

　このほか、「渡邊圭祐くんが当たり役。会社仲間の『俺たち、お前の頼みじゃなかったらやらなかったよ』という言葉に泣いた」「毎話ハッピーエンドで終わるし、自分を見つめ直すきっかけになるいいドラマ」といった感想も寄せられた。

　第４話は、７日22時からカンテレ・フジテレビ系で放送。