Mrs. GREEN APPLE、BTSメンバー全員
参加の新曲、さだまさしのアルバム、
佐藤千亜妃と幾田りらのコラボなど『
New Music Wednesday [Music+Talk E
dition]』が新作から11曲紹介

話題の新曲を最速で知れる、Spotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』を、ナビゲーターの竹内琢也が深掘りするポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』。SPICEでは、同番組で紹介されている、プレイリストだけでは知ることのできないエピソードや、Spotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりをピックアップして掲載。今週は、Mrs. GREEN APPLEがカバーに登場!佐藤千亜妃幾田りらを迎えた新曲「線香花火 - feat. 幾田りら」、BTSメンバー7人全員が参加した新曲「Take Two」もリリースに!ASIAN KUNG-FU GENERATIONのニューEP、tonunのファーストアルバム、ART-SCHOOLのニューアルバム、「Early Noise」アーティストTOMOOの新曲もピックアップ! 注目のアーティストSUNNY ONLY 1とどんぐりずの森のコラボ曲や、家主のニューソング、CreativeDrugStoreの初のシングル曲など、今週注目の新作11曲を紹介! また紹介アーティストのライブやフェス情報も掲載しているので要チェック。番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
Mrs. GREEN APPLE「Magic」
Mrs. GREEN APPLEの新曲「Magic」がリリースになりました。6月5日(月)からスタートしたコカ・コーラのサマーキャンペーンのTVCMの楽曲で、CMにはMrs. GREEN APPLEのメンバーも出演しています。(Mrs. GREEN APPLEは昨年3月にフェーズ2の開幕を発表して。だから1年以上たちました。むちゃくちゃSpotifyでも聴かれてます。Spotifyでは人気アーティストのパフォーマンス映像を撮り下ろした特別なビデオシングルシリーズ「Go Stream」シリーズへの参加、で「ケセラセラ」のSpotifyのCMソングだったりと、いろいろなトピックがあります。フェーズ2が開幕して、Spotify上ではリスナー数はずっと右肩上がり、爆上がりです! マンスリーリスナーが500万人を突破しまして、これは日本のアーティストの中でもかなり数字です)
バンド結成10周年を迎える今年は、約7年ぶりとなる対バンライブの開催、アリーナツアーの開催などさまざまな活動を展開していくことを発表しており、7月5日(水)には約4年ぶりとなるニューアルバム『ANTENNA』をリリース予定です。(6月10日(土)から全国で放送が始まった花王のヘアケア・ブランド「メリット」の新CMに新曲「Doodle」を提供したというニュースも! アルバムに向けて更に動きが活発化してきそう! で、Spotify的には言えない情報もまだありまして.....いろいろ楽しみなことが控えてるとのことなのでご期待ください!)
BTS「Take Two」
BTSが新曲「Take Two」をリリースしました。BTSは2013年6月13日にデビューしており、今作はデビュー10周年を記念するシングルとなります。BTSのメンバーは現在JINとJ-HOPEが兵役中ですが、「Take Two」にはメンバー7人全員が参加しています。タイトルは2番目のチャプターという意味の「Take Two」で、彼らが歩んでいく2番目の道を意味すると同時に、今まですべての瞬間を共にしてくれたファンに対する感謝の気持ちが盛り込まれています。楽曲はSUGAがプロデュース、RMとJ-HOPEが制作に参加、リリース後Spotifyのグローバルチャートではトップを獲得しました。世界中のトレンドと日本の最新ヒット曲をまとめているプレイリスト『Hot Hits Japan』のカバーも飾っています。
佐藤千亜妃「線香花火 feat. 幾田りら」
佐藤千亜妃が幾田りらを迎えた新曲「線香花火 feat. 幾田りら」がリリースになりました。2021年の佐藤千亜妃のセカンドアルバム『KOE』リリース時に実施された対談企画がキッカケで交流が始まり、今作での共演については「デモが完成して繰り返し聴いている時に、ふと頭の中で幾田りらちゃんの声が鳴り始めました。この曲がりらちゃんを呼んでいるんだな、と思いました」とコメントしています。
佐藤千亜妃は6月28日(水)にサードアルバム『BUTTERFLY EFFECT』をリリースする予定で、この「線香花火 feat. 幾田りら」、TikTokでもヒットしSpotifyでもよく聴かれている「夜をループ」、宇多田ヒカル「Automatic」のイントロフレーズをサンプリングしオマージュをちりばめた作品「タイムマシーン」などが収録予定です。Spotifyでは日本の女性アーティストの歌を特集するプレイリスト『Women's Voice』のカバーを飾っています。
tonun「how many times」
tonunがアルバム『Intro』をリリースしました。昨年はSpotifyが2022年に躍進を期待するネクストブレイクアーティスト10組『RADAR: Early Noise 2022』にも選ばれ、年末には『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2022』、今年は『VIVA LA ROCK 2023』など、大型フェスにも出演するなど大きく飛躍したtonun。今作が自身にとってのファーストアルバムとなります。アルバムにはSpotifyでも多く聞かれている「Sugar Magic」、「真夏の恋は気まぐれ」、「Friday Night」などの既発曲、そして今回『New Music Wednesday』にもリストインした「how many times」などの新曲を合わせた全10曲が収録されています。アルバムタイトルの『Intro』は、「J-POPの分岐点となり、シティポップムーブメントのその先を示すキッカケになれば」という思いが込められています。Spotifyでは日本の現行のソウルミュージックを特集するプレイリスト『Soul Music Japan』のカバーを飾っています。
ASIAN KUNG-FU GENERATION「西方コーストストーリー」
ASIAN KUNG-FU GENERATIONがニューEP「サーフ ブンガク カマクラ(半カートン)」をリリースしました。2008年にリリースされた江ノ電の各駅を曲タイトルにするというアルバム『サーフ ブンガク カマクラ』、このアルバムでは江ノ電の全15駅中10駅分の曲を作っていましたが、この「サーフ ブンガク カマクラ(半カートン)」では残りの5駅分をタイトルにした楽曲を収録、そしてインスト楽曲「湘南エレクトロ」も加えた全6曲が収録されています。今回公開されたアーティスト写真も、ニューアルバムの舞台になっている江ノ島周辺の海岸で撮影されています。7月5日(水)にはニューアルバム「サーフ ブンガク カマクラ(完全版)」として今回のEPの5曲に加え、2008年発表の10曲も改めてレコーディングされ、リリースされる予定です。Spotifyでは日本のロックシーンの話題曲を集めたプレイリスト『J-Rock Now』のカバーを飾っています
(昨年、アジカンは『プラネットフォークス』というアルバムをリリースしました。『NMW』でもアルバムを紹介しましたが、そのタイミングでGotchさんにインタビューしたんですけど、その時のお話では江ノ電の残りの5駅に曲をあてるというのをその『プラネットフォークス』の前から制作を始めてたらしいです。だからこっちが先なんですね。で、元々この「サーフブンガクカマクラ」はアジカンを語る上ではかかせない、アメリカのバンドWeezerの「Surf Wax America」をもじったタイトルで、かつWeezerへのオマージュもこめられているそうです。で、この曲がWeezerの大名盤ファーストアルバムに収録されてる曲なで、これをもじったアルバムの続編、続きを作っているということは……Weezerがセカンドアルバムに向かうモードと同じなんじゃないかと。で、セカンドアルバムが『Pinkerton』というんですけど、それをもじってこの残りの5曲のことを半カートンて呼んでたんですって。ちなみにもっというと、昨年リリースされたシングル「出町柳パラレルユニバース」のカップリングにWeezerの曲のカバーが入ってて、それはWeezerが『ピンカートン』に向かってるときの曲。みたいなストーリーがいろいろあるそうです)
家主「きかいにおまかせ」
家主の新曲「きかいにおまかせ」がリリースになりました。家主はソロ活動でも目覚ましい活躍をみせる田中ヤコブ(Vo/Gt)を中心に、3人のソングライター/ボーカルを擁する四人組ロックバンドで、aiko岸田繁くるり)、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、山内総一郎フジファブリック)など多くのアーティストからそのサウンドを絶賛されています。(非常に音楽界の中でもファンが多い印象で、先日台湾のゲシュタルト乙女という今年日本ツアーもしていて、福岡のフェス『CIRCLE』にも出演したアーティストにインタビューしたんですが、最近好きなアーティストは?と聞くと、家主と答えていました。僕もむちゃくちゃ好きです)
2019年にファーストアルバム『生活の礎』、2021年にセカンドアルバム『DOOM』をリリースしており、今月からは『家主 Live Tour 2023』を開催予定。5月には『OTODAMA'23~音泉魂』、『森、道、市場2023』にも出演しています。ツアー直前のタイミングでリリースされたこの「きかいにおまかせ」は、家主らしいキャッチーでいてどこか懐かしさを感じさせるメロディとなっています。
SUNNY ONLY 1、森「Dance like a monkey」
SUNNY ONLY 1とどんぐりずの森のコラボ曲「Dance like a monkey」がリリースになりました。SUNNY ONLY 1はアパレルブランドや広告のモデルをしながら、19歳でロンドンへ単独渡英、音楽に感化され20歳で東京に帰国しアーティストとして活動を始めました。この2年は新曲を出しておらず5月に久々の楽曲「So What?」をリリース、そしてこの「So What?」から3ヶ月連続でシングルをリリースすることを発表しています。今作はその3ヶ月連続リリースの第二弾で、親交の深いどんぐりずの森を迎えた密林系トライバル・ディスコ・チューンに仕上がっています。Spotifyでは日本のエレクトロミュージックの最先端に立つアーティストを特集するプレイリスト『Electropolis』のカバーも飾っています。
TOMOO「夜明けの君へ」
TOMOOの新曲「夜明けの君へ」がリリースになりました。TOMOOはSpotifyが2023年に躍進を期待するネクストブレイクアーティスト10組『RADAR: Early Noise 2023』にも選ばれているアーティスト。今作は6月23日から全国公開される映画『君は放課後インソムニア』主題歌で、TOMOOが書き下ろしで主題歌を担当するのはこれが初となります。サウンドプロデュースは「17」以来の2度目のタッグとなるトオミヨウが担当(あいみょん、aiko、槇原敬之菅田将暉など数多くのJ-Popアーティストのプロデュースを担当)。「原作も夢中で何度も読みつつ、登場人物たちの心の震えや仕 草をできるかぎり見逃したくない、澄んだその真心を汲み上げ たい一心で書きました」と作品の世界観に寄り添った歌詞とサウンドとなっています。Spotifyではプレイリスト『RADAR: Early Noise』のカバーも飾っています。
ART-SCHOOL「Bug」
ART-SCHOOLのニューアルバム『luminous』がリリースになりました。2019年に活動を休止し、2022年に3年ぶりに活動を開始したART-SCHOOL。今作は昨年リリースされた復活作『Just Kids .ep』に続く作品で、バンドにとって10枚目のフルアルバムとなります。メンバーの木下理樹は「透明感と同時に存在する狂気を孕んだノイズ・轟音が、美しく調和している世界観を描き、そのイメージをリスナーにも感じて欲しいと思いました。」とコメント。アルバムには14年ぶりにギターの戸高賢史(Crypt City/MONOEYES)がメインボーカルを務める楽曲も「Teardrops」「Heart of Gold」の2曲収録されています。Spotifyでは日本のインディーシーンの注目曲と最新曲を集めたプレイリスト『Edge!』のカバーを飾っています。
さだまさし「昭和から」
さだまさしがニューアルバム『なつかしい未来』をリリースしました。1973年に吉田政美とのフォークデュオグレープとしてデビューしたさだまさし、今年はデビュー50周年イヤーとなり、2月にはグレープ名義としては47年ぶりとなるオリジナル・アルバムもリリースしていました。さだまさしデビュー50周年記念オリジナル・アルバムとなる今作から、『New Music Wednesday』にはタイトル曲の「なつかしい未来」がリストイン。7曲目に収録されている「マイアミの歓喜もしくは開運~侍ジャパンと栗山監督に捧ぐ~」には、栗山英樹氏がコーラス&台詞で友情参加しています。アルバムリリース日の6月14日(水)からは、全国ツアー『さだまさし 50th Anniversaryコンサートツアー2023~なつかしい未来~』がスタートします。
CreativeDrugStore「Taste That」
CreativeDrugStoreの新曲「Taste That」がリリースになりました。BIM、in-d、VaVa、JUBEE(Age FactoryとのAFJBでも活動)、doooo、Heiyuuからなるヒップホップクルーで、活動11年目にして今回がグループ初のシングルとなります。CreativeDrugStoreは昨年の『FUJI ROCK FESTIVAL’ 22』、そして5月に開催された『KOBE MELLOW CRUISE』、『POP YOURS』にも出演しており、この「Taste That」はライブでも披露され話題を呼んでいました。今後はアルバムのリリースも予定されています。Spotifyではヒップホッププレイリスト『+81 Connect』のカバーも飾っています。
(それぞれがソロでも大活躍していて、先日開催された『KOBE MELLOW CRUISE』でもCreativeDrugStoreのライブをみましたけど、やっぱ集まった破壊力はまたソロのライブとは全然違うもので、やっぱりこのグループでの活動
ももっともっとみたいなと思いました)
文=竹内琢也、Y.SHOGO

『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……
毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、Spotifyアプリの「Q&A」からメッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも!? 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
メッセージテーマは「#あなたの好きな地名ソングは?」

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