イム・グォンテク監督、アン・ソンギ
、キム・ギュリベネチア映画祭へ

まず映画『ファジャン』は『シバジ』(86)、『下流人生』(04)、『千年鶴』(07)につづいて4度目となるベネチア映画祭への招待で、ワールドプレミアで全世界に最初に公開される。『ファジャン』チームは現地時間の3日午後12時より記者会見、フォトコールを行い、午後2時にはレッドカーペット、午後2時30分より公式上映に参加する予定だ。

『ファジャン』はイム・グォンテク監督の102本目の作品で、現在の話を描いた点ではこれまでの作品では見られなかった姿であるため期待が集まっている。ベネチア映画祭のプログラマーエレーナ・ポラッチは「『ザ・マスター』(12/米)だけが描いた難しいテーマもこんな風に描けたらと思った。『ファジャン』は人生の様々な段階で出くわす人間関係についての話で素敵な映画だよ」と評価している。

また『ファジャン』は9月4日に開幕し14日まで開かれている第39回トロント国際映画祭のマスターズセクション部門にも公式出品され、上映を控えている。

永遠の現役、イム・グォンテク監督の新作『ファジャン』はガンにかかった妻の死が近づくにつれて他の女性に深く愛される男のもの悲しい渇望を描いたストーリーで04年の第28回李箱(イ・サン)文学賞大賞を受賞したキム・フンの同名小説を原作としている。

歳月とともに深くなる視線、人生と死、愛と煩悩という普遍的な感情と共感、時代と疎通する感覚的で洗礼された作品の誕生を予告する。

韓国を代表する俳優アン・ソンギが主演を務め、特有の深みある演技で人選の悲しみと渇望を表した内面的な演技で魅力的な中年男性を演じる。妻を演じるキム・ホジョンと1人の女性を演じるキム・ギュリがそれぞれ作品へ大きな刺激を与える予定だ。

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