アディダス、マリナ・アブラモヴィッ
チとW杯記念ムービー製作

アブラモヴィッチによる1978年の作品「ワークリレーション(Work Relation)」の再演を、映画プロデューサーのダスティン・リン(Dustin Ling)指揮のもと、ニューヨークのブルックリンにあるパイオニア・ワークスで撮影。19世紀の白黒映画のような映像が完成した。

3グループに分けられたパフォーマーが積まれた石を部屋の端から端へ運ぶ作業が行われ、チームワークの重要性が明らかになる。アブラモヴィッチは「チーム一丸となって挑むと責任感、献身性、そしてパフォーマンスを最大限に引き出せる。総体的なエネルギーは大きな力の源。パフォーマンスとスポーツの共通点に焦点をあてることが楽しみだった」とコメント。

ムービー内に登場する様々な職業の11人のパフォーマーは、サッカーチームのメンバーをイメージ。普段着の上にMAI (Marina Abramovic Institute)の白衣、足元にアディダスのサッカートレーニングシューズ「サンバ(Samba)」を全員が着用し、チームのユニフォームを表現した。アブラモヴィッチはゲームを指揮する審判として登場する。



アブラモヴィッチは1970年代に活動を開始し、2010年にニューヨーク現代美術館で回顧展を開催。「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)」の13SS広告ビジュアルにも登場した。8月25日まで、来場者が作品の一部となる作品「マリナ・アブラモヴィッチ 512アワーズ(Marina Abramovic: 512 Hours)」をロンドンのサーペンタイン・ギャラリーで展示中。

タグ

    FASHION HEADLINE

    連載コラム

    • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
    • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
    • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
    • MUSIC SUPPORTERS
    • Key Person
    • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
    • Editor's Talk Session

    ギャラリー

    • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
    • SUIREN / 『Sui彩の景色』
    • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
    • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
    • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
    • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

    新着