勝地涼&仲野太賀主演でM&Oplaysプ
ロデュース『いのち知らず』が上演決
定 男性5人だけで繰り広げられるサ
スペンス
ロクとシドは堅い友情で中学高校と過ごした。自他ともに認める親友で、将来は二人でガソリンスタンドを経営するという夢を抱き、資金を蓄えるために、給料のいい仕事に就いた。山奥にある施設の門番だった。鬱病などをかかえた人たちの更生施設だということだった。が、先輩の門番モオリは、二人に、その認識の甘さ、呑気さ、を指摘。施設はただの更生施設ではない、死んだ人間を生き返らせる研究をしているのだ、と言う。本当なのか…ロクとシドは混乱する。そして、モオリの存在が、モオリの紹介によるトンビという男の出現が、二人の間に亀裂を生じさせてゆく…。社会のシステムとクロスする男たちの友情。友情は社会のシステムを凌駕してゆけるものなのか?
男たちの闘いは、幼くも見えるが、その幼さを貴重なものと感じさせてしまう社会のシステムとは何か。
今秋、M&Oが送る男たちのドラマ!
若手実力者俳優の勝地涼、仲野太賀に、名バイプレーヤーの光石研がからむ。他に新名基浩、岩松了、も出演。
どうぞご期待ください!
2年前に岩松さんの舞台に出させていただいたときに、「次は太賀と一緒にやりたいですね!」とお話させて頂いたことが実現し、とても嬉しく、そして緊張もしています。
稽古はこれからですが、男だけの5人芝居、あらすじを読むだけでもワクワクします。
劇場という同じ空間で、【生】のお芝居を体感しにきて下さい。
岩松了さんの演劇には魔力があります。
戯曲に取り憑かれては、溺れてしまいかねない。しかし、没頭しながら舞台に立っている時、何よりも役者としての喜びを感じるのです。
またご一緒出来ることを心から嬉しく思います。勝地さん、光石さん、新名さん、そして岩松さんと共に、素敵な作品になるよう頑張ります。とにかく、開演が今から待ち遠しいです。どうか宜しくお願いします。
くだらない四方山話しで大笑いしていたら、横から突然、岩松さんが「光石君、来年芝居やらない?」と捲し立てた。
笑いながら振り向いた僕は思わず「はい、いいですよ」と言ってしまった。あたかもその話の流れの中のごとく。さすがの岩松タイミング。
決まったからにはやるしか無い。共演の皆さんには迷惑かけるだろうが、お構い無しに楽しむつもりだ。
モオリが言うには、施設は「死んだ人間を生き返らせる研究をしている」らしい。
二人は、モオリの言うことを俄かには信じられなかったが、これまで気にもとめていなかったモオリが、知性のある優れた人間に思えてくる。
二人には、この仕事でお金を貯めて、街で車の修理工場を立ち上げる、という夢があった。
そのために、人里離れた山の中の仕事に就いたのだ。ここは、他のアルバイトよりお金になった。
しかし、その施設の異様さが、やがて二人の行く末に不安な影を落としてゆく。大きな力に翻弄されていく若者と、
それを傍観する一人の男――彼らの「いのち」に迫る陰謀とは――。
SPICE
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