実写映画化に続きドラマにも

実写映画化に続きドラマにも

人気ゲーム「ダンジョンズ&ドラゴン
ズ」が映画化に続きテレビシリーズ化

実写映画化に続きドラマにもPhoto by Simon Hayter/Toronto Star via Getty Images 人気ゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の再映画化に向けた準備を進めている米パラマウント・ピクチャーズと玩具メーカー大手ハズブロが別途、同ゲームのテレビシリーズ化も企画していることが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
 1974年の誕生以来、「D&D」の愛称で世界中の人々に親しまれてきた「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、人間と多種多様なクリーチャーが入り乱れるファンタジーの世界を舞台に、仲間と力を合わせて数々の危険を乗り越え、伝説の宝を探すファンタジーアドベンチャー・ボードゲーム。世界で最初のロールプレイングゲーム(RPG)としても知られ、1980年代にはテーブルトークRPGブームの火付け役となるとともに一世を風靡した。
 同ゲームは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い世界各国がロックダウンを余儀なくされるなか、TwitchやYouTubeといった動画配信プラットフォームでのライブストーリミングイベントなどを通じて新世代のファンを獲得し、ブームが再燃。ハリウッド・レポーターによれば、権利元ハズブロのブライアン・ゴールドナーCEOは、2020年10月の収支報告会で、同ゲームの売り上げが前年度比20%増に達したと明かしていたという。
 D&Dブームの再来に乗じて新たなフランチャイズの展開を図るパラマウントとハズブロの映像製作部門eOne(エンタテインメント・ワン)は、先日発表した「スパイダーマン ホームカミング」のジョナサン・ゴールドスタイン&ジョン・フランシス・デイリー脚本・監督、クリス・パイン主演による実写映画化に続き、同じく実写によるテレビシリーズ化に着手することを発表。現在、キアヌ・リーブス主演の大ヒットアクション「ジョン・ウィック」シリーズ全3作でキャラクター創造と脚本を手がけたデレク・コルスタッドに脚本の執筆を依頼しているとのことだ。
 キャストや制作開始時期などの詳細については、現時点で明らかになっていない。

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