ソウル(音楽)を胸に人生を歩み続ける
RAYJI、その生きざまを投影したライ
ブを配信!!
もともとはバンドのベーシストとして音楽活動を始めたRAYJIも、最初こそ演奏することへ喜びを覚えていたが、音楽が持つ「人の心を揺さぶる」力に目覚めて以降、「自分は音楽を通し、人へどんな影響を与えられるのか」「どうやったら音楽を軸に据えたうえで、人を笑顔や幸せに導けるのか」「自分の表現の可能性を、どんな風に広げていけば良いのか」を、彼はバンド時代から模索しだしていた。それを形にしたのが、「ボランティアやチャリティ活動」という気持ちを軸に据えた行動。そして、ベース演奏の可能性を追求するためベース片手に一人で行った、「47都道府県武者修行ツアー」だった。
あれから2年、8月1日(土)にRAYJIは、自宅スタジオからの配信という形を取りながら「RAYJI 2nd anniversary 2周年記念 Digital Concert Live」を行った。本当なら、9月に観客たちを前にしたパーティの開催も決めていたが、コロナ禍の影響により中止に。変わりに配信という形を取った。結果的に、RAYJIの音楽に触れ、心揺さぶられた世界中の人たちが目にする機会にもなった。
ライブは、今もRAYJIのYouTubeチャンネル上にアップしているので、ぜひご覧になっていただきたい。
壮大なデジロックに乗せ、語るように歌う「Sunrise」から幕を開けたRAYJIのライブ。この歌に詰め込んだ、RAYJIが一人のアーティストとして羽ばたくための強い意志と決意。そこから見えてくる、RAYJIの生きざま。2周年という節目の時期に、改めて自身のソウル(魂)を示す形でステージは始まった。
ファンキーでエレクトロな「Tell me the way to get to your heart」では、マイクを手にセクシーに歌うRAYJIの姿も登場。後半には、ベースを手に観ている人たちを煽りだす場面も。続く「You Do You」ではさらに熱を上げ、挑発的なアプローチも見せながら、画面越しの人たちの身体へ熱い刺激を降り注いでいた。その場が何処だろうと、騒ぐ心は抑えられない。そう誘いかけるように、彼はテクニカルなベースプレイも組み込み、観ている人たちの気持ちを踊らせていった。
MCを挟み、RAYJIは、これまで以上に熱い演奏をぶつけだす。ラッパーとコラボレートした「Face The Music」では、ラッパーのライムする姿も背景の巨大なスクリーンに映しながら、その場でセッションしている様を描きだす。続く、パッション炸裂したファンキーなダンスロックチューン「I’m All Set」を通しRAYJIは歌う、「自分の気持ちに従い、ただ前へ進むんだ」「誰も自分の心は止められない」と。つねに、自分の生き方/生きざまを音楽に刻み込むRAYJIらしい楽曲だ。
短い時間の中とはいえ、RAYJIが音楽を背負い、人生を歩み続けている姿を。これからも変わらぬ意志で進み続けていく生きざまを、しっかりと示したライブだった。ぜひ、今からでもRAYJIのライブに触れてくれ。
TEXT:長澤智典
RAYJI Digital Concert LIVE ‘2nd Anniversary of my solo debut’
YOUTUBE (RAYJI OFFICIAL)
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