コロナ禍で4月公演中止のENGISYA TH
EATER COMPANYが復活公演第一弾
ENGISYA THEATER COMPANYが2020年7月9日(木)から同月12日(日)まで、シアター風姿花伝(東京都・中落合)で 『PARADISE LOST』(作・演:大村未童)を上演する。公演に際して、しかるべきコロナ対策も施される。
<あらすじ>
いつかの日本、富士の裾野。政府による再生プログラム施設「ゲットー」。Mとシカはそれぞれの事情を抱えながら、施設の監督官として働いていた。再生プログラムの3周目、患者たちは樹海に送り込まれ自らの生死を選択する。樹海で首を吊るか、戻って社会の奉仕者となるか。
来る日も来る日も患者を樹海に送り込み、その死体を片付ける殺伐とした日々の中、Mの前に不思議な青年が現れる。「自分は生死の選択はしない」と青年は語り、樹海へと入っていった。「自分がいなくなったら、Mが市民でもない、肩書きでもない、最後の、本来の人間だ」と言い残して。そしてMもまた“生きる為”に樹海の奥へと入っていく……。
ENGISYA THEATER COMPANYは、2017年より東京東綾瀬の工場跡地を拠点として、役者の五感を通して命の風景を観客に届けることをモットーに、役者育成に取り組みつつ二ヶ月に一回の公演を重ねてきた。2020年4月公演がコロナで中止となり、今回が復活公演第一弾となる。
主宰・演出家・戯曲作家・主演俳優の大村未童(おおむらみどう)は、20代でニューヨーク・アクターズ・スタジオのゼン・ヒラノからメソッドを学んだ後、奈良橋陽子のカンパニーに所属。30代で、故・今井雅之らと共に舞台『WINDS OF GOD』の海外公演に出演、タイムス誌で演技を絶賛された。その後、舞踏家の大野一雄に弟子入り、40代でヨーロッパで舞踏活動。その後、演劇活動を再開すべく東京に戻った。
フライヤー(うら)
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