直木賞作家・江國香織の最新作「去年
の雪」が刊行

「この本を読んでいる時、あなたはひと
りじゃない。」江國香織の長編小説「去
年の雪」が2月28日発売。

江國香織の最新長編小説「去年の雪(こぞのゆき)」が、2020年2月28日に発売となりました。

同書は、直木賞作家・江國香織の約10か月ぶりとなる長編小説。2017年より「小説 野生時代」に掲載されたものを1冊にまとめ、新刊としました。江國香織が1987年のデビュー以来はじめて「生と死と人生の物語」に挑んだ渾身の意欲作です。

江國香織「去年の雪」書籍情報

発売:2020年2月28日(金)
定価:本体1,600円+税
頁数:280頁
装丁:鈴木成一デザイン室
装画:朝光ワカコ
体裁:四六判上製 単行本
ISBN:9784041089842
発行:株式会社KADOKAWA
初出:「小説 野性時代」2017年11月号~2019年7月号

「去年の雪」イントロダクションとあら
すじ

降り積もっては消えてゆく雪のように、100人を超える登場人物の日常が重なり合い、自由自在に時空を行き来する。そんな日常を覗いているうちに、読者もまた著者の作り出す世界の住人となり、思わぬところへと連れていかれる。

この本を読んでいる時、あなたはひとりじゃない。
死んだ夫と交信する女性、妻の乳房に執着する夫、
自分の死に気づいたタクシーの運転手……
百人百様の人生を歩む登場人物たちが持つ意外な繋がりは一体?

江國香織プロフィール

1964年東京都生まれ。87年「草之丞の話」で毎日新聞社主催「小さな童話」大賞を受賞。89年「409ラドクリフ」でフェミナ賞、92年『きらきらひかる』で紫式部文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、07年『がらくた』で島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞、12年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞を受賞。
『金米糖の降るところ』『冷静と情熱のあいだ Rosso』『はだかんぼうたち』『彼女たちの場合は』など著書多数。

江國香織「去年の雪」

KADOKAWA商品情報ページ
カドブン公式Twitter

直木賞作家・江國香織の最新作「去年の雪」が刊行はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

アーティスト

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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