『trialog summit』でbetcover!!が
“聴けよ!”と熱いパフォーマンス
■ Future Showcase by Sony ■
また、同イベントでは「Future Showcase by Sony」と題し、梶 望(ソニー・ミュージックレーベルズ)×水口哲也(Enhance代表、trialog共同企画)×小堀弘貴(ソニー)が、新しいVR体験を創ることを目的としたソニーグループ横断のプロジェクト『PROJECT LINDBERGH』を紹介するコーナーも。宇多田ヒカルのソニーストアでのイベント『「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」Sony Store Days』の映像を交えながら、VRでアーティストとファンの距離感が変えられるんじゃないかという試み、言い換えれば“ほんとうに欲しい未来”についてのトークが展開された。会場で『PROJECT LINDBERGH』の体験展示も実施。目の前で宇多田ヒカルに歌われる没入感の凄さなど、来場者は新しいVR体験を楽しんでいた。
「Hikaru Utada Laughter in the Dark
Tour 2018」Sony Store Days
■ トークセッション3 ■
Company ほんとうに欲しい
会社はなにか?
約30分の休憩を挟んで、3つ目のトークセッションでは、酒向萌実(株式会社GoodMorning代表)×對馬哲平(ソニー株式会社最年少課長)×篠田真貴子(元ほぼ日CFO)が「Company ほんとうに欲しい会社はなにか?」をキーワードにディスカッションを展開。ここでは“会社で働くことはグッドかバッドか?”を切り口に、大企業とベンチャー企業の見え方、ソーシャルグッドのあり方へと話が広がり、“(妊娠や身内の不幸など)人生の変動を前提にした会社があったら素敵”という未来が見えてきた。“大企業はどのくらいニーズに答える準備をしているのか?”“AIの発達で人間が必要なくなるのでは?”と質疑応答の時間も熱を帯び、新しい働き方のヒントがいくつも散見できたように思う。
■ トークセッション4 ■
Identity ほんとうに欲しい
アイデンティティはなにか?
「Identity ほんとうに欲しいアイデンティティはなにか?」をキーワードにした最後のトークセッションでは、陳暁夏代(DIGDOG llc.代表)×TAITAN MAN(Dos Monos)×若林 恵(blkswn publishers)が登壇。自分の表現がそのまま本人と捉えられすぎてしまうことの悩ましさに始まり、日本独特のカテゴライズ感が浮き彫りになっていく。カテゴライズの種類が少なすぎる上、無理に分けていて、結果何かを殺してしまっているかもしれない問題。他人は他人と割り切れないフィルターバブル状態のSNS。議論が熱を帯びる中、“自分らしさや俺の本質とは何かなんて神学論争にしかならない。その本質論からいかに脱却するか”“人は変わっていくものなので、アイデンティティも変動的でいい。意見が毎日変わるのがリアル”という考え方には多くの人がハッとさせられたのではないだろうか。
アーティスト