舞台『ブラック or ホワイト』製作発
表会見 佐藤アツヒロと内博貴が大先
輩・植草克秀の“パワハラ”を暴露!
?「今の話はカットで(笑)」

佐藤アツヒロが主演を務める舞台『ブラック or ホワイト? あなたの上司、訴えます!』の製作発表記者会見が2019年7月9日(火)、都内にて行われ、佐藤と、共演する内博貴真琴つばさ、八十田勇一、斉藤優里(元乃木坂46)、愛原実花、羽場裕一が、作・演出の藤井清美、そして松竹株式会社副社長の安孫子正氏と共に出席した。
本作は、とあるリフォーム会社の営業所が舞台。本社でエリート街道を進む倫太郎(佐藤)の先輩・久保田所長(羽場)がパワハラで訴えられた事から始まる“お仕事コメディ”。倫太郎は、久保田の疑惑を晴らすため、他人に成りすまして問題の営業所に潜入するという物語だ。
藤井清美
本作は、東京・新橋演舞場、名古屋・御園座をはじめ、全国6都市を巡演する。安孫子からは「本作のような芝居を東京の大劇場だけでなく、地方にも届けたいと常に思っていた」と語り、今回の全国ツアーに喜びを見せた。また、映画『るろうに剣心』の脚本など話題作を多数手がける藤井は「この作品はパワハラを描いていますが、もっと重要なのは働く人たちの今を描く事。どういう人がご覧になってもこの中に登場する誰かに心を寄せて、舞台が終わった時にはスカッとさせてくれると思います」と見どころを語っていた。なお、藤井はこの作品を書くにあたり、この1年くらいで起きたパワハラのニュースと、それに対する世間の人々のTwitterのリアクションを参考にしたと説明していた。「どちらかが正しいという結論に持っていてもらちが明かない。世代などに分かれてワーワー言っているこの状態にむしろ皆疲れているんじゃないかなという事を描きたいと思った」と作品のテーマに触れていた。
佐藤アツヒロ
本作が新橋演舞場初登場となる佐藤は「今回は異色の顔ぶれで作る“お仕事コメディ”。僕はいつも出演する作品が自分の代表作になるという気持ちで挑んでおり、今回もまた代表作となるよう頑張ります」と意気込む。また「新橋演舞場は憧れであり、いつかこの劇場で舞台をやってみたいなと思っていたので光栄で嬉しく思っています。しゃべって、笑って、走って、汗をかきたいです」と意気込みを語った。
内は倫太郎の潜入捜査を助ける中本役を演じる。内は「普段から“アツ兄”に対しては後輩感を前面に出しているので、この作品でも部下役ということで、後輩感を思いっきり出せたらなと思っています」と語った。
真琴つばさ
真琴はフリーランスのインテリアコーディネーター。大徳寺役を務める。「大徳寺は、営業所長の過去を唯一知っている存在です」と役どころを述べ、「こちら、(佐藤と内を見ながら)ジャニーズ事務所の先輩後輩、こちら(愛原を見ながら)、宝塚歌劇団の先輩と後輩。ここから生まれる物は何だろうと(笑)」と意味深に語りつつも「人間の絆が見えたらなと思います」と話を締めた。
八十田勇一
斉藤優里
営業所のベテラン社員・春山役の八十田は「台本を読んだら『サラリーマン川柳』のような、サラリーマンの人が見たら『あるある』が散りばめられています」と期待を持たせ、幼い子供がいる女性社員・蕪木役を務める斉藤は、乃木坂46を6月に卒業したばかり。「ここにいる皆さんは大先輩ばかり。お兄ちゃん、お姉ちゃんだと思って一生懸命かじりついていきたい」というと八十田が「(自分は)お父さんだから!」と自虐的に突っ込み、笑いを誘っていた。また仕事が速く完璧主義者の小松役・愛原は「現代劇のお仕事コメディで、携帯電話やコンビニエンスストアなど現代語が出てくる舞台に出演するのはほぼ初めて。また学生時代から大ファンだった真琴つばささんとお仕事を一緒できることも嬉しいです」と喜びをにじませた。

愛原実花
羽場裕一
そして羽場は「初めての方ばかりなので、皆さんをなんとお呼びすればいいのか……。『佐藤さん』でいいのか『アツヒロ!』と呼ぶとこれがもうパワハラなのか、そんなところからドキドキしています」と照れ笑いを浮かべていた。

コメディ作品について「コメディは瞬発力。自分の中の引き出しの中を出し切りたい」と佐藤。「演じる側が楽しんでやっている事が見ている人に伝われば」と内。「コメディは一番難しい。今回はチームコメディだと思うのでチームで力を出していきたい」と真琴が語り、また地方公演の楽しみについて八十田は「大阪で打ち上げをやるのであれば自分は関西出身なのでお店の事はお任せいただきたい。何とかします」、斉藤は「石川県でおさかなを食べたいです!」、愛原は「地方によってお客様の反応も違ってくるので、臨機応変に対応できるよう力を付けたい」と力を込める。最後に羽場は「コメディは苦手。つい狙ってしまうから。そして地方公演の楽しみはこのメンバーがどれだけ仲良くなっていくかで行く店も繰り出す回数もどんどん変わっていくだろう。MAXを狙いたいです」と笑顔を見せた。
佐藤のトークに内博貴(左)も笑顔!
佐藤と内は『PLAYZONE 2007 Change2Chance』の初共演以来2度目。「自分は後輩と共演する機会が少なかったので嬉しい」と胸の内を語る佐藤。そしてお互いの第一印象について、佐藤が「内、かっこいいなと思いました。うちの事務所はいろんなジャンルの顔があるんですけど(笑)、その中で内はカッコいい系の顔だな」というと、内は「僕も本当にかっこいい人だなと思いました。『この人が光GENJIなんだ!』という印象を覚えています」とコメント。「うちの母親が光GENJIのファンで、僕がおむつをしている時から光GENJIを踊っていたらしいので、母親は感動すると思う。大阪公演には観に来ると思う」と笑った。そして改めて「今、お芝居の話をすると熱くて、僕にはない芝居の考え方、取り組み方などを見ていてかっこいいなと思い、勉強になります」と先輩に尊敬の念を表していた。
また“パワハラ”を題材にした舞台にちなみ「先輩からパワハラを感じたことはあるか?」という質問が飛ぶと、佐藤は「僕らの時代はパワハラという言葉がなかったので受け取る側の意識次第だったかな。怒られなければ分からない事もたくさんあったので」という一方で、内は「今思うと……という見方でいうと、昔、少年隊の植草(克秀)さんから」と口火を切り出す。佐藤は内に「やめたほうがいいよ、カッチャンさん(植草)は、全部パワハラだもん」と苦笑いしつつ話を止めようとするが、内は構わずに話をつづける。「植草くんは僕が引っ越ししたときに『時計をやるよ』とおっしゃって。賃貸マンションなのにその壁にドリルでドドドドッと穴をあけてマジか、と(笑)」と驚きのエピソードを語る。後で佐藤も植草から「本番で僕の前でカッチャンさんが踊ってるんだけど、(植草が)後ろを向いたときに変な顔をして笑わせようとするんです。僕が笑いそうになると『お前、笑ってんじゃねーよ』って! いや、笑わせたのはお前だろうが! って」と思わず「お前」呼ばわりで暴露。その後「今の話はカットで」と笑顔でごまかしていた。
取材・文・撮影=こむらさき

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