【速レポ】<京都大作戦2019>MAN W
ITH A MISSION、笑劇スタートからの
「美シイ 景色デスネ」

SEが鳴り響くなか、源氏ノ舞台を凝視するオーディエンス。オープニング早々、みんなが目にしたのは……。
ここから先は他言無用。ガウポーズを決めた集団は出てきたが、誰がどう見ても、頭が小さい。なんと人間、中身そのまんまである。それぞれのポジションにスタンバイした五匹、いや、5人。彼らの素顔をハッキリと観たオーディエンスは、思わず「オオーッ!!」と驚きの声をあげた。“Jean-Ken Johnny=Dragon AshKj”、“Kamikaze Boy=10-FEETのNAOKI”、“Tokyo Tanaka=キュウソネコカミのヤマサキ セイヤ”、“Spear Rib=The BONEZのZAX”、“DJ Santa MonicaXmas EileenNO NAME”...…である。そんな5人がジャーンとバンドサウンドを響かせて、Kj、いや、Jean-Ken Johnnyが言う。

「今マデ 嘘ツイテテ ゴメンナサイ。We are The MAN WITH A MISSION!!」

衝撃の瞬間である。その直後、1曲目……ではなく、横から出てきた本物のJean-Ken Johnnyが突っ込む。「オイ、チョット待テ! コラッ、違ウダロ。具ガ、中身ガ出スギ ダカラ。ソコノ青イ頭、主宰者ダロ!」

すると青い髪のNAOKIは「<京都大作戦>ニMAN WITH A MISSIONノ中身ガ来タ~ッ!」と叫んじゃっている。さらにヤマサキは「俺ガTokyo Tanakaノ中身ダー! 甲子園ノトキ アリガトウナ」などとご挨拶。本物のTokyo Tanakaは怒りのあまり持ってきたバットを、ヤマサキの目の前で真っ二つに。
というオープニングから、「本番始メマス」とJean-Ken Johnnyの挨拶でライブがスタート。バンド名を勢いよくコールして「FLY AGAIN2019」が始まれば、さっきまでの茶番劇もなんのその、一気に自分たちのライブに引き込むMAN WITH A MISSION。オーディエンスは腕を左右に振り、ハンドクラップして一体感を作り出す。それでも「オラッ、モット来ンカイ!」とTokyo Tanakaが叫び、DJ Santa Monicaも前に出てきて煽りまくる。

テンションを上げ続けながら2曲目「database with TAKUMA」へ続くと、もちろん10-FEETのTAKUMAが加わった。ステージところ狭しと動きながら歌い、ラップするTAKUMA。オーディエンスも一緒になって叫び、曲に合わせて飛び跳ねる。もう、客席エリアも含めて全員がガウガウ状態の盛り上がりっぷり。
「美シイ 景色デスネ。2011年ニ初メテ出サセテモラッテ、マタココニ帰ッテ来レルコト、毎回毎回、楽シミニシテマシタ。今日モ スゲー美シイ景色見セテヤッテクダサイ」

静かなイントロダクションでそう話しながら、「Take Me Under」へ突入。攻撃性と壮大さという反比例した要素を融合しながら、ガッチリしたバンドサウンドを決めるあたり、さすが、国内外で様々なツアーを成功させているだけのことはある。バンド力も演奏力もハンパじゃない。しかもJean-Ken JohnnyとTokyo Tanakaのツインボーカルや、Kamikaze Boyも加わったコーラスハーモニーには、さらに磨きが掛かっている。「Raise your flag」は、三匹のシンガーとしての力で曲のスケール感を描き出したと言っていいだろう。
「言イタイコトハ タッタ1ツ デゴザイマス。<京都大作戦>、愛シテマース!」

右手を力強く上げながら叫ぶJean-Ken Johnnyに、オーディエンスの大歓声が重なり合う。目に見えるものではないが、それもまた美しい景色だ。そこにさらに重なっていくのは「Remember Me」だった。夕景に染まりつつある太陽が丘に広がる美しき楽曲、記憶に残る光景にもなった。そして一体感で包みながら「Emotinons」へと続くと、幾つもの肩車がステージ前へ押し寄せていった。曲の展開でMAN WITH A MISSIONの五匹がキメると同時に、一斉にダイブも決めるオーディエンス。激情を炸裂させた最高にカッコいい瞬間が、ライブのエンディングを彩り続けた。
取材・文◎長谷川幸信
撮影◎HayachiN

【MAN WITH A MISSION セットリスト】

01. FLY AGAIN2019
02. database with TAKUMA
03. Take Me Under
04. Raise your flag
05. Remember Me
06. Emotions


■<京都大作戦2019 -倍返しです!喰らいな祭->

6月29日(土) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
6月30日(日) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
7月06日(土) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
7月07日(日) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
開場 9:30 / 開演 11:00 / 終演 20:00予定

関連リンク

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着